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服を描く
スクリーンショットをチェックして、最初に描くべきパーツを決めます。

「方針」
・色が異なる部分とアウトラインにのみ線を引く
黒：首から肩の部分と袖の部分
白：肩のフリルと胸の部分
茶色：襟元

次に描かない部分を決めます。
「方針」
・細かい装飾は描かない
肩のフリルにある青い線
胸元の三角のレース
赤いリボン
襟元にある金属のパーツ

最後に変形する部分を決めます。
・複雑な形状は単純な形に置き換える
肩のフリル
シワやフリルの細かい形は描かずに、斜めに切った円筒形状に描くことにします。

方針を決めたら、描き始めます。
まず、一時的に前回まで描いた体の線画の色を変えます。
（透明度をさげるという方法もあります）
スクリーンショットを見ながら色が変わってる部分のアウトラインを描きます。
一番左側の画像になります。

次に描いたものを調整します。
結果は、真ん中の画像になります。

「方針」
・特徴的な部分を後で追加
ここでは以下の部分を追加・変更しています。

フリルのシワを追加
胸元の縦線を追加
首元のシワを追加
首にある茶色のバンドを変形

フリルのシワはスクリーンショット上で端から端まで影がある部分
（右側画像の赤枠の部分）をシワとして描き、袖側をへこませました。
首にあるバンドは、肩のフリルに比べると太い気がしたので少し細目にしました。
始めて書くような方は、この「・特徴的な部分を後で追加」という過程は飛ばしてしまって良いと思います。

また、出来上がった線画が物足りない方は、別のレイヤーを追加して
そちらにフリルにある青線や赤いリボンを追加しても良いと思います。

帽子を描く
続いてパラケルススの帽子を描いていきます。

・アウトラインを描く
身体のあたりから頭頂部付近をコピーします。
一番左側の画像になります。

コピーしたレイヤーを髪の毛の少し上に移動します。
真ん中の画像になります。

位置を決めたら、あたりのレイヤーをコピーしてもう一枚作ります。
上下を反転します。
右側の画像になります。

次に左右を反転します。
一番左の画像になります。

位置を調整します。
真ん中の画像になります。

二つのレイヤーを統合して、間をつなぎます。
左の画像になります。

アウトラインの線を自力で描けない場合は、他のあたりからのコピペで
何とかできないかを考えてみるのも一つの方法だと思います。

・装飾を追加する
続いて装飾を描きます。服の時と同じようにデフォルメして描きます。

まずデフォルメの方針を決めます。
・細かい装飾は描かない
・複雑な形状は単純な形に置き換える

同じような線を並べて描くのは難しいので、帽子の線は二本ではなく
一本しか描かないようにします。
また飾りとなるＶ字が二つ組み合わさったパーツも描きにくいので
四角形として描くことにします。

装飾パーツを描きます。
実際の位置とはずれますが、描きやすさのため真正面に四角形を配置します。
ここでは、斜めになった四角形を二重に描きます。
このときは直線を描くツールがあるのであれば、それで描いても良いです。
（うまく描けない場合は、外側の四角形だけにしてしまいましょう）
一番左の画像になります。

次に、帽子の線に沿うように、金色の線を描きます。
手書きで描きましたが、帽子の下側の線をコピペしても良いと思います。
（多少ずれても気にしないで行きましょう）

服、小物の線画の描き方の例は以上になります。
あとは「テンプレ→プロフ絵の描き方」のやり方で色を塗っていって下さい。

塗り絵じゃ物足りない、でもオリジナルまでは描けないという人むけに
トピックを立ててみましたが、何かの参考になれば幸いです。