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　待遇改善を求めるポイント１
★スカウト系職の近接武器として、
　短剣系とクロー系があるものの、明らかにクロー系装備の扱いが悪い。

　以下に具体例を箇条書きにする。

・２次職スキルポイントの大幅な圧迫（全修得時）

　短剣系スキル
　　ショートソードマスタリー（１次スキル、７Ｐ）
　　短剣命中率上昇　　　　　（１次スキル、７Ｐ）
　　ショートソードディレィキャンセル（１次スキル、７Ｐ）

　クロー系スキル
　　狂気毒　　　　　（２次スキル、７Ｐ）
　　クローマスタリー（２次スキル、７Ｐ）
　　３段突き　　　　（２次スキル、１２Ｐ）

　　貴重な２次職向けスキルポイントを大量に消耗する為、
　　運用が非常に困難（特に３段突きについて）である。

　　かと言って例えば３段突きの修得を諦めた場合、
　　完全に短剣系装備に対し性能で劣る事になってしまう。

・性能面の不遇
　低ＡＧＩ状態でこそクロー系装備の方が優秀ではあるが、
　高ＡＧＩ状態では、最高の条件下でもほぼ同速または劣る程度にしかならない。

　基本的な攻撃力において短剣系に劣り、
　盾あるいは左手カバンを装備できず、
　スキル詠唱速度に於いても完全に負けている。

　前述したスキルポイントの圧迫もあり、
　中盤～終盤の育成・戦闘において、
　実用性を鑑みた場合、クロー系スキルを選択する理由が皆無である。

　この性能差は特に、パーティプレイ時における
　エンチャンタースキル〝スピードエンチャント〟環境下で顕著であり、
　この時の攻撃速度差については語る言葉を最早持たないほど差が生まれてしまう。

　※スピードエンチャント影響下に於いてはＪＯＢ補正が計算されない為、
　　状況によっては短剣を用いてさえ他職に攻撃速度で劣る場合すらある。

　またクロー系ディレィキャンセルスキルである〝狂気毒〟においては、
　アイテムを消費し、更には高確率で毒化を引き起こす為に常用が困難である。
　この為、短剣系装備に比べ運用の敷居が非常に高くなってしまっている。
　　
☆期待される改善（案）
　クロー系スキルのコマンド側への分散
　３段突きのスキルＬｖの圧縮（１０→５）
　クロー系装備の性能（攻撃力、パッシブクリティカル上昇追加等）の見直し
　クロー系装備時のＡＳＰＤペナルティの見直しまたは撤廃
　　※ＡＳＰＤでなくＡＧＩが低下する等
　狂気毒の自己毒化率の大幅下方修正またはクローディレィキャンセルへの変更
　付け加えるなら服毒系スキルの効果/性能の見直しにも期待したいところである
　

　待遇改善を求めるポイント２
★職業としての方向性の不徹底
　スキル〝アヴォイド・バースト〟〝フットワーク〟〝ＡＶＯコミュニオン〟
　スキル〝クリティカル〟〝アサルト〟〝クリティカルダメージ上昇〟
　等のスキル群を見るに、システム上でのデザインとして、
　スカウト系は回避/クリティカルを長所とする職であると散見される。

　しかし現実的には、Lv差回避減衰や回避上限９０％（推定）等により、
　回避による防御行為を成立させるのは（特に対ボス戦闘で）困難であり、
　他Ｆ系に比べて低いＨＰもあって劣勢に立たされる事が多い。

　また複数の敵に囲まれた際、回避率が大幅に低下する為、
　取り巻きを持つ対ボス戦闘等では活躍し辛いという問題もある。
　
　※イレイザースキル〝見切り〟は固有ディレィの問題があり常用はできない。
　　３次職においてＪＯＢ補正やＨＰ係数について改善が見られるが、
　　いまだにパーティ内における１～２次職の立場は不遇であると思われる。

　またクリティカル関連を見た場合、
　ソードマン系の両手武器にはクリティカルパッシブがあるが、
　スカウト系の両手武器にはクリティカルパッシブがついていない。

　スキル〝クリティカル〟〝アサルト〟を用いるにしても、
　６秒に１度手を止めて詠唱する必要があったり、
　防御力の大幅な低下を余儀なくされるなどデメリットが目立ち、
　クリティカルによる攻撃力の底上げ難易度はソードマン系よりも高いと感じられる。

☆期待される改善（案）
　回避システムの見直し
　（またはスキル/イリスによるLv差回避減衰打ち消しや回避上限の底上げ効果など）
　装備効果の見直し
　クリティカル/アサルトのパッシブ化または、
　効果のON/OFFを任意選択できる持続型スキル化（いわゆるトグル式スキル化）