エミル・クロニクル・オンラインSNS

今回までのあらすじ
どこからどう見ても遺跡にしか見えない倉庫で金魚人を乱獲していた。
どうでもいいことだが「金魚」人ではなく金「魚人」なのであしからず。

ミヤオ「……狩りやバトルはもう疲れました」
菫「そんなあなたにお勧め！」
空「『癒し』がテーマのRPG『エミルクロニクルオンライン』！！」
ミヤオ「……」
山吹「あかん、今のご主人突っ込む気力すらあらへん」
黒「しかたあるまい。クエストポイントすべてをつぎ込んでしたことといえば倉庫でインスマウス退治の繰り返しだからな」
新緑「……『倉庫掃除』がテーマのRPG」
ミヤオ「グエーーーーーー！！」
藍「あぁ、ぬし様が口から血を！！」

～30分経過

ミヤオ「魚面が、魚面が全然金の鱗を落とさなくて……」
菫「知識スキルを持ってる方がドロップ率が良くなるそうよ」
茜「だったら他の2人にも働かせればいいじゃない。2人とも知識スキル持ってたでしょ」
ミヤオ「ホラキは多分大丈夫だと思うけど、ツムハはSU職だしなぁ。というかまだLv30になってないし」
胡桃「それじゃああたしたちがホラキお姉ちゃんと一緒に頑張る！」
若菜「ん、若菜も頑張る」
桃「いやいや乱獲はいいけどどうしてそこまでお金にこだわってたか忘れてないよね」
ミヤオ「え、忘れるわけないでしょ。というわけで念願のプルルちゃんとのご対面だ～～！！」

ミヤオ「プルルちゃん可愛いよプルルちゃん！」
「なんでもプルルちゃんはアニス先生の学校を卒業して、今は学校の先生になるために頑張ってるだってさ」
「そこんとこの内容は次のメンテから始まる『なんでもECO！ザ・ワールド』で堪能してくる！！」
「でも守護魔のほうは色々面倒くさいらしいからパスするかも」
桃「ノリノリだなぁ」
新緑「……ところでこれからは姉さんじゃなくてプルルを連れてくの？」
桃「！」
杏「お姉ちゃんもお留守番になるの？」
白「普通に考えるとそうなるわねぇ～。お魚さんが嫌になるまで頑張ったのだから」
ミヤオ「え、これからも桃を連れてくけど？」
桃「うぅ～、ご主人～～」
新緑「……喜んでる」
菫「あらあらあんなにも尻尾を振っちゃって」
ミヤオ「桃も可愛いし第一私のお気になんだから基本的には一緒よ」
桃「ご主人～～」
「……でも戦闘中に見殺しにするのはやめてね」
ミヤオ「……うん、努力する」

こうしてミヤオと桃の絆もより深くなっていくのだった。多分。



茜「でもせっかく買ったのにつれて歩かないんだったらこれって結局無駄遣いじゃないの？」
山吹「し～、せっかく綺麗に終わってるんやから余計なこといって話をこじらせたらアカン！！」