ミヤオ「新人があいさつに来るって?」
ツムハ「はい~。そろそろ皆さんにも紹介していいころ合いかと思いまして~」
ホラキ「あぁ、ツムハが鍛えていたという例の……」
セヴンス「なるほどです。つまりはとうとう自分にも妹ができてひゃっほいというわけですね」
ミヤオ「いやいや妹じゃないから」
セヴンス「何言ってるですか。母さま以外の年上は兄姉、年下は弟妹にきまってるです」
ホラキ「セヴンスの家族観はこの際置いておくとしてだ。どうやらお出ましのようだぞ?」
ツムハ「どうやらそのようですね~。みなさんどぞどぞですよ~」
~
クヅル「どもっす!!ボクの名前はクヅルっていうっす!エミルのレンジャーっすよ!!」
ホラキ「ほう、私と同じエミルのBP職か。よろしくな」
クヅル「こちらこそよろしくっすよ先輩!エミルは転生特典でもらえるアイテムはとりあえず1つあれば十分っすから頑張ってLv102になって早期転生こなしてみせるっす!!」
ホラキ「それはさりげなくアイテムのために私が110転生しろと言ってるのか……?いや考えすぎか」
コオミ「うふふ、ごきげんよう。ワタクシはタイタニア族のウォーロックのコオミ。今後ともよろしくね」
ツムハ「うわぁ~、コオミちゃんずいぶんキャラが変わりましたね~。一緒に狩りをしていた時とは大違いですよ~。あの時は『ししょ~、インキュバスまでまきこまないでください~』って涙目で~」
コオミ「ちょっと師匠?レディーの過去をむやみにしゃべるのはマナー違反ですわよ!というかあれはししょーのミスじゃないですかもう!」
ツムハ「コオミちゃん~、地が出てますよ~?」
ナギハ「……ナギハ。ドミニオンのソードマンをしてる」
ミヤオ「なんていうか無口な子ね。こんなので大丈夫なのかしら」
ナギハ「というか余計な事をしゃべって間抜けをさらしたくない。……もう帰っていいよね」
ミヤオ「……とりあえず私たちを馬鹿にしてるのはわかったぞ後輩」
ドゥクス「俺はDEMのドゥクスだ!いわゆるクエ回し要員だが下剋上を狙ってる!」
セヴンス「なんと、妹ではなく弟ですか。しかしその心意気はよしです。さぁ果てしなきDEM坂を駆け抜けるですよ」
ドゥクス「む、何やらよくわからんが了解だ姉御!とりあえずその坂を登り切った頃にはこの『呪われたお顔スイッチャー』の呪いが解けて真の顔を手に入れれるはずだ!そうに違いない!!」
セヴンス「むぅ、弟の言ってることがよくわからんです。とりあえずコイツはアホの子決定ですね。やれやれです」
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ツムハ「あいさつも終わって皆さん帰りましたけど話してみてどうでしたか~?」
ミヤオ「なんというかアクの強い新人たちだったわね。いろんな意味で将来が心配だわ」
セヴンス「まったくです。あんなので真面目にやっていけるのか不安でいっぱいですよ」
ホラキ「お前達がそれを言うか……」
ミヤオ「まぁ中の人が暇になるか、私が転生してある程度育つまでクエ回しを続けてもらうことになると思うけど」
ホラキ「だったら狩りに出かけてさっさと転生して来い」
ミヤオ「……次の経験値ボーナスが来たら起こして」