ヤヱ「あの……」
ミヤオ「ん、なによ?」
ヤヱ「可能ならですが……、マリオネット・フウジンが欲しいのですが」
ミヤオ「あ~、フウジンね。ま、無理じゃないけどどうしてまた?」
ヤヱ「はい……、現在ヤドリギショットとプラントエッジを主力にしてますが消費がそれぞれSPとMPで別なのが……。もちろんチェンジマリオネットで入れ替えればいいんですけどやはり手間が……」
ミヤオ「なるほどね。了解よ、さっさと行ってくるわ」
ヤヱ「あ、ありがとうございます」
ホラキ「ん、フウジンを取りに行くのか?なら私の分も頼む。ジャンクスローを多用する分MPの消費も気になるのでな」
ミヤオ「あんたは別に濃縮でいいでしょうが。といっても殲滅回す程度ならってことね。ハイハイどうせ1つも2つも手間は同じようなもんよ」
イズキ「あ、でしたら自分の分もお願いできますか?ヒーリングにダークウェポン、さらにはLoDでMPを地味に使いますので」
アヅサ「ならついでにマチャ子も便乗してみたり。別になくても困らないけどなと」
ナギハ「……よくわからんがさらに便乗でござる。まったく必要ないけど」
ミヤオ「……いい加減にしなさいあんたら」
~神託の風穴
ミヤオ「つーわけでフウジン入手のための烈風石集めに神託の風穴に来たわけよ」
シャボタン「うわぁ、不思議な感じ」
ミヤオ「無駄に入り組んでる、経験値が不味い、ドロップもたいしたものはない、湧きが偏る、DD化の予定が無くなった、とか残念な部分しかない過疎地ね」
シャボタン「しゃぼぅ、なにもそこまでいわなくても……」
ミヤオ「事実だから仕方ないじゃない」
ミヤオ「さて話を戻すとして、烈風石の欠片を100個集めて渡す事でフウジンがもらえるわけだけど、はっきし言って雑魚をちまちま倒してたら何週間、何ヶ月かかるかわかんないわ」
シャボタン「そ、そんなに?」
ミヤオ「つーわけで今回はBOSSモンスターのレラカムイを集中して潰す!より正確にいうならレラカムイ討伐時に出てくる烈風の結晶体から烈風石の欠片をかき集めるわよ!!」
シャボタン「BOSSって強くないの?」
ミヤオ「基本3次職の敵じゃないわよ?ただ2つほど注意点があるけど」
ミヤオ「一つ目は
ダメージチャージ。発動から一定以上のダメージが蓄積されたらそれをそのまま相手に返す技ね。コレを喰らうと……」
~ノーザン(セーブポイント)
ミヤオ「範囲攻撃だからパートナーもろとも一撃でやられてセーブポイント送りよ」
シャボタン(負傷)「しゃぼぅ……」
~神託の風穴
ミヤオ「んでもう1つが
スタンよ」
シャボタン「え、スタン状態にさせてくるの?」
ミヤオ「いや逆、レラカムイはスタンが有効なのよ」
シャボタン「そうなんだ。あれ、それって別に問題じゃないような……」
ミヤオ「普通なら問題ないわね。でも今回はあくまでも烈風石集めが目的なの。んで
スタン状態で倒すと烈風の結晶体を召喚しないの」
シャボタン「しゃぼ!?」
ミヤオ「忘れがちだけどECOの召喚って全部スキルなのよね。んでスタン状態だと当然スキルは使えないと」
シャボタン「なるほどぉ……」
ミヤオ「だから取り巻き処理にヴェノブラ使うのはいいけど、ヴェノブラでスタンしてる間にうっかり倒さないようにってことね」
ミヤオ「まぁ前置きはこの程度にしてさっさといくわよ!!」
シャボタン「はぁい!」
~
ミヤオ「つーわけでちゃっちゃと集めてきたわよ……」
シャボタン「しゃぼぼぼぅ」
ヤヱ「えと……、おつかれさまです」
ホラキ「……だいぶ苦戦したみたいだな」
ミヤオ「正確にはダメチャで吹っ飛ばされたときの心労が大きいぐらいで他は順調だったわよ……」
ミヤオ「あとこんな副産物も手に入ったし」
ホラキ「……ボススタンプは普通副産物ではないだろ。とはいえガチャの件があったから仕方ないか」
ミヤオ「とりあえずフウジン7個分は集めたからもういいでしょ。あとは勝手に交換しときなさい」
ヤヱ「あ、ありがとうございます」
ホラキ「ああ助かる」
ミヤオ「それにしても初めてダメチャを使う相手とまともに戦ったけど厄介すぎるわねアレ。パートナーのAIとかうまく調整して最低でも全滅を避けれるようにはしておかないとダメね」