ミヤオ「人生は常に無慈悲な選択をいくつも突きつけてくるわ」
桃「……また始まったよ」
ミヤオ「幾多に広がる選択肢を取捨選択していき、それでも残された選択肢の中からどれを選ぶかに頭を悩ませるの」
オトメ「それで何が言いたいわけ?」
ミヤオ「まぁ端的に言うなら現金資産のほとんどを使って新しい子をお迎えしました」
桃「え!?」
オトメ「……そう」
シャボタン「しゃぼ!?」
ブリキン「新しいメンバーね!!」
アベンジャー「そいつはいったい誰なんじゃあ」
リーン「それって誰誰!?……ってあれ?」
アベンジャー「はい。それは私、アベンジャーです」
ミヤオ「つーわけでアベンジャー・アルマをお迎えしたわ」
アベンジャー「えと、ももさん、オトさん、シャボさん、ブリさん、リーさん、それと他の皆さんよろしくおねがいします」
桃「わ~よろしく~」
オトメ「オトさん……、もしかしてアタシのこと?」
シャボタン「シャボさんかぁ。さん付けで呼ばれるなんてなんだかお姉さんになったみたい」
ブリキン「うふふ、メンバーは常時募集中よ!!」
リーン「やっほほ~い、よろしくね~」
ミヤオ「ふぅ、早速仲良くしてるみたいでなによりね」
桃「それはいいんだけど、どうしていきなり」
ミヤオ「所持金限界上昇のアレのおかげか最近一部ロアやアルマが安くなってたのよね。んでその中で有り金はたけば買えそうな値段でアベンジャーが売ってたのよ」
桃「それで衝動買いかぁ」
ミヤオ「一応購入候補にちびルチフェロもあったんだけど、そっちは微妙に金が届かなかったからパスしたわ」
ミヤオ「さらに言うならここ最近レートが低くなってる感があるフェイ姉さん狙いを続けるって選択肢もあったわけだけど……。ま、全てを選べるわけじゃないものね」
桃「まぁそうだよね」
ミヤオ「とりあえずアベンジャーをお迎えできて満足よ。当面金欠で苦しむけど、最悪王書紙片を売れば何とかなるしね」
アベンジャー「そういえばミヤオさんは私をお迎えするのに現金資産を使い果たしたって」
ミヤオ「あ~、うん。ぶっちゃけ使っちゃダメな分まで手を出したからリカバリーにどれだけ時間がかかるのやら……」
~
アヅサ「…………」
ツキオミ「アヅサのやつ珍しくしょぼくれてやがるけど、いったいどうしたんだ?」
アシ子「えとね、お迎えのための購入資金だって言われてタイムイズマネー用の現金まで持っていかれちゃったの」
アヅサ「……マチャ子の最大火力が地味にダウーンしたのだった。おしまい」