エミル・クロニクル・オンラインSNS

エコ「あ、つきおみ～」

ツキオミ「ん、なんだ？」

エコ「エコね、どくすにお使い頼まれたの。え～とたしか、ちょ……」

ナココ「だからナコのスーパーブリキンガーのほうが超すごいんだよ！超最強なんだよ！！」

ブリキン「うふふ、いくらそっちが超最強でも最強オブ最強の私は超最強よりも最強なのよ」

エコ「あ、なことぶりきんだ～」

ツキオミ「なにわけ分からん会話してるんだあいつら……」

エコ「あ、いっちゃった。……でね、え～と、ちょ、超絶合体エレキテル？」

ツキオミ「絶対違うだろそれ」

エコ「だよね。う～ん、ちょ……こ……超硬石？じゃなくて……」

エコ「わかった！石ころだ！！」

ツキオミ「おいお……」

タマキ「話は聞かせてもらったゾ♪」

エコ「あ、たまきだ～」

タマキ「いえ～す、みんな大好きタマキちゃんで～す。早速だけどエコちゃんにそこで拾った石ころを進呈しちゃう♪」

エコ「いいの！？たまきありがと～」

エコ「それじゃあどくすに届けてくるね！」

タマキ「は～い、いってらっしゃ～い♪」



タマキ「ところで、ドゥクスちゃんはなんで石ころが欲しがったのかな～？」

ツキオミ「んなわけあるか」

タマキ「だよね～♪」

ツキオミ「わかってて渡すんじゃねぇよ。鬼か」

タマキ「だって鬼姫ちゃんと一緒だもん♪」

ツキオミ（……どうせチョコレートでも頼んでたんだろうが、そこまで落ちぶれやがったかあの馬鹿）




～



ドゥクス「ふっ、『チョコレート採取クエを出して擬似的に女の子からチョコをもらう作戦』はなんとか成功しそうだな」

ドゥクス「そもそも誰も受けてくれないときはどうなることかと思ったが、エコ坊が受けてくれて何よりだ」

ドゥクス「……騙してるようで少し後ろめたいが、報われない男のささやかな幸せの前には些細な事だな！」

エコ「どくす～！お使いしてきたよ～」

ドゥクス「おお！待ちかねたぞ！！」





エコ「はい、石ころ！！」

ドゥクス「どうしてこうなった！？」