空「ふっふっふ、とうとうこの時がきてしまったようだな」
空「そう!アタシとお前、どっちが真の魔王の名にふさわしい存在なのかを決めるときが!!」
ルチフェロ「魔王として勝負をいどまれたからには負けるつもりはないわ」
空「ほほぅ、中々の意気込みじゃないか!だがこの魔王・空!お前なんかに負けるつもりはまったくない!!」
ルチフェロ「すごい自信を感じる。これはあなどれないかも」
空「それはこちらも同じこと!相手にとって不足な~し!!」
空「だが勘違いするな!今回はあくまでも宣戦布告だけなのだ!!」
ルチフェロ「宣戦布告?今戦わないの?」
空「真の魔王を決める戦いだもん、お互いに全力をだせてこそじゃん!!」
ルチフェロ「言われてみればたしかに納得」
空「それじゃあ決戦の日は後日!それじゃそういうことで!!」
空「当日は全軍率いて相手をしてやるから覚悟しろ!!」
ルチフェロ「それはこっちのせりふ。こっちも全軍で……」
ルチフェロ「えっ……、全軍?」
空「それじゃあさらばだ!」
ルチフェロ「あ、いっちゃった」
ルチフェロ「……どうしよう、向こうは魔王軍を組織できてるみたい。こっちはステラがいないから配下はいないのに」
ルチフェロ「……ううん、悩んだってしかたない。決戦の日までに配下を集めないと」
つづく