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各月の日記

NADEさん@魔女服はいいぞさんの日記

(全員に公開)

2017年
10月09日
12:40

【SSもどき】終了間際とその後【プレイ日記】

ECO、終わってしまいましたねぇ

サービス終了付近はリアルで少しトラブルが有った為日記を書く気力が出なかったのですが、やっと元気が出てきたので自分も日記に起こしておこうと思います…!
※暇潰しにでもご覧頂ければ嬉しいです


前回の日記( diary_511087 )の後にやった事と言えば、ジニアのパートナーを全て託す為に動いた事と、時間的に出来そうなのがメインストーリーの完走と、後の時間は皆さんとの雑談・交流に回そうと基本フリーにしていた感じでしょうか?
特にパートナーに関しては最優先していきたい、と思っていたのでギリギリまで粘っておりました…w

結果的に一人(アルカナハート・アルマのアヴェルス)を除いて、ライドパートナー含む全員を託す事が出来ました
終わり間際の慌ただしい時期だったにも関わらず、「良いですよ」と快く承諾下さって本当に有り難うございます…!


その後。時計やカレンダー、いつも通りの待機モーションを取る彼を代わる代わる睨めっこして「これ以上は厳しいな」と判断。パートナーを託す旅は8/30で打ち切りに致しました
本当は募集コメントにてどなたかに呼び掛ければ早かったかもしれません
ただ、それだと何かが違うんだと感じ(今までも何度か筆を取る…もといコメントを登録しようと思いましたが)結局最後までやらず仕舞いでした

また、とある方達とお話した際
「君が傍にいてあげて」「無理に離れる必要は無いんじゃないですか」といったお言葉を頂いたり、「募集で託すと、誰かと一緒に居たパートナーじゃなくて、その人がお迎えしたいパートナーになっちゃいますよね」というハッとさせられるお言葉を頂いて
このまま他鯖のコンさん共々サービスが終わる瞬間を、「見届ける事が出来ない」「一緒出来なくてごめんね」となるのも何となく切なかったので


自分で幕引きを決める事にしました>ヮ<




……

…それ、大多数の人が既にやってるじゃんって気付いたのはつい最近です…w





といっても、幕引き=終わりというよりかは「一区切り」「気持ちに決着を付ける」の方が正しいので、一部の方とは異なるやり方やもしれません

お仕事がてらどんな感じでやっていこうかと思いましたけれど、いざECOを立ち上げて色々やっている内に気持ちは固まっておりました

って事で実際やってた事とその脳内設定をば↓


■ジニアの場合(SSもどき)■

最初は桜の木が一本だけだったお庭も、今では立派?な喫茶店に。そしてもう一つのお庭は緑に囲まれた占い館になりました
庭の主は喫茶店の中をぐるっと回ります。今まで訪れたお客さんや友達、その時の会話や一緒に遊んだ事…思い出すとまるでつい先日の事の様

ですが、それも何故か「今日で一度終わらせなければいけない」という気持ちにさせられます
どうしてそうなったかは彼女自身も良く分かっていません

隣で優しく見守るパートナーと共に、ゆっくりと<喫茶店最終日>を噛み締めていきます
お店の中心にある木は、青と海を連想させる一人の冒険者が譲ってくれたもの。その根元に二人は腰を下ろし、「此処に立ってお客さんをお出迎えしてたよね」と語り合います

あちこちに置かれた植物は、喫茶店を始めようと思った頃に特徴的な目をした冒険者が託してくれたもの。枯れる事は無く、来る人を明るく出迎えてくれたのは、きっとその人の世話が一つ一つ行き届いていたお蔭でしょう

二階部分やその他にも設置したガーデンテーブルとチェアー、これは店主でもある彼女が自費で購入したもの。お気に入りの二階席に腰を掛け、パートナーの手品をゆっくりと堪能しました

店員では無く「お客さん」としてお店の中を回った二人は、最後の一仕事に取り掛かる事にします
まず、カウンターに立てかけてある額縁。これらを一度外し、中にあるイリスカードを抜き取りました
何だかとても物悲しいです…
流石にこれはちょっと切ないので、カードを収納しているフォルダーから適当に一枚を取り出し、それを小さな額縁に入れた後カウンターに設置、自分達の代わりに店番をして貰う事にしました

外に出ると暑い風が吹いてきました
店主は額の汗も気にせず、家具を一つ一つ取り去っていきます
大きな一本の木、其処に寄り添うフェアリーハウス、途中から導入したパンを食べる為の机、パンケーキを食べられる二人掛けのテーブルセット…

黙々と作業を続ける店主、彼女とその庭をゆっくり交互に見ているパートナーの目には不思議な光景が浮かびます
「あれ…?」

庭の中心に桜の大木
彼女の元にやってきて、最初の頃に聴かされた光景…と似ているけれど些か異なる景色
「どうしてこの形にしたんだい?」
彼が問い掛けると彼女は
「分からない。でも、こうしたかった」
と、はっきり口にします



「暫くお店を畳んで、根無し草の冒険者に戻ろうかと思う」
庭を背に。彼女は今までの行動の理由をパートナーへ打ち明けます
「本当は一人きりでやるつもりだった」
「でも…結局、最後までキミは残っちゃったんだよね」
えへへ、と照れ臭そうに顔を掻いて彼女は言葉を続けました
「だから一緒に来て欲しい。アルカナハート・アルマ…ううん」

「アヴェルス」
彼女が彼に付けた名を呼び、またアヴェルスと名付けられた彼はそれに応えます

(まずは思い入れのある場所、北へ行こう
其処から世界のあちこちを回ろう
一人じゃないから全然寂しくは無い)


(だけどちょっと待って…?)



(思い入れのある ばし ょ って…な、に?)

(しらない おんなのこ が、隣 に居る、よ?
これは…だ れ の キオ、ク、だ ろ う?)







コントレイル


(…知らない。私の名前はエスペヒスモだ)

(でも、どうし て?)





(酷く、懐かしいと感じるんだ)



(ど う し て ?)




冒険者エスペヒスモは、北への旅路の途中
イグルーよろず屋と呼ばれる場所で、突然倒れました

■セーブしますか?
 →はい
  いいえ

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その後の事は私には分かりません
ただ、今もデータの中には「エスペヒスモはイグルーよろず屋に居る」という情報が残されています

其処から私は考えました

多分、倒れたのはほんの少しの間の事で。今は其処が居心地良くて住み付いちゃったけれど、私の目が完全に届かなくなったらまた新しい冒険の旅に出るのだろう…と

「私」という神憑依…のようなもの
<プレイヤーキャラを私が動かす行為>は現時点でもう出来なくなっています
また、「私」が介入出来なくなった事で、<コントレイルの偽物>と思っていた「エスペヒスモ」は<誰でもない一個人>に戻りつつあります



さて、このお話の続きがどうなりますかは「私」次第


私が紡ぎ続ければ
物語はこれからも「続いていく」のです


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お粗末様でした(*´ω`*)
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