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ハヅキです。
今日、花火大会に連れていかれたの。
花火とは高度な技術で炎を制御して、人間の好む形に爆発するようにしたもの・・・なの。
でも、望んだ形になったとしても、それは一瞬。
作り上げる手間を考えれば、わりに合わないと思うの。


バカな・・・・。
いいか、女の子ってのは花火が好きなんだ。
その花火に気を取られてる女の子の浴衣姿を鑑賞し、上手く行けば油断しきった女の子の胸元から見えるチラリを見て、更に楽しむんじゃないか！
そして、花火が盛り上がったところで目当ての女の子に忍び寄り、さりげない口調で・・・・
『花火が綺麗だね』とか言いながら肩を抱く！！

そして女の子が体の力を抜いてリラックスしてるな・・・と察知したら肩から腰へ手を回すんだ！


つまり・・・・男性の欲望を満たし、目的の女性との仲を深くするためのツール、それが花火・・・・。
私の花火に対する理解は正しいですか？


そうだな・・・・。
だが言葉を選べ。
それを一言で表現すると『ロマンチック』というのだ。
花火が好きかい？
とか
花火を見に行った事があるかい？
と聞かれたら・・・・


ロマンチックで素敵です。


そうだ。
ハヅキよ、お前は人間の情緒というものを学んだな！


ありがとうございます。


ジャッジメントですの！
また、歪んだ事を教えましたわね？


このハヅキは俺の専用なのだから、俺と認識を同じにせねばならんだろうが！！


開き直りましたわね？
応援を呼びますわ！！


ジャッジメントですの！！
一度言ってみたかったのですw
あなた・・・・。
徹底的に話し合う必要がありますわね・・・・。
ﾆｯｺﾘ


うおっ！
だがしかし！！
退路は完全に絶たれたわけではないっ！


ジャッジメントですの！
うふふw
ご主人様、今日は容赦しませんよ？
ゴゴゴゴゴゴゴゴ！！


ま、まだまだぁ！
諦めはせんぞ～！！


甘いな・・・我が主。
逃がさない・・・・。


ひ、卑怯だぞ、お前達！
連携するなんて・・・！
うわぁ、やめろ！
よせ、うわぁ～～～～～～～～～～～～～～


ベルッド・・・・。
馬鹿な奴・・・・。


バウアーのアニキ。
それを言っちゃあ、おしまいですぜ。
御屋形様、どうか御無事で・・・・。
助けてやりてぇもんですがね。
さすがの私も、あの三人相手じゃ分が悪いってもんでさぁ・・・・・