
コオミ「…………」

ミヤオ「どしたのよ。私たちのとこに来たと思えばすぐに放心して」

ホラキ「おおよその見当は付いてはいるが……。まぁ言うだけ言ってみろ」

コオミ「……そうですわね。えっと、最近師匠が憑依落ち優先してる関係で私たちがフリマとか覗いていますわよね」

ツムハ「そ~ですね~。クヅルちゃんが頻繁に出かけてると聞いてますよ~」

コオミ「えぇ、そこまではいいのですけれど……」

セヴンス「ならなにが問題ですか?さっさとゲロしちまうですよ」

コオミ「これを見てくださいな」

ミヤオ「……なんというか、わかってはいたけどすごいエロ装備ね。こんなの装備できるなんてある意味尊敬するわ」

セヴンス「いやいや、おめーがいうなですよミヤオ姉様」

ホラキ「あぁ、イレイザー65服をいつも着てるお前にだけは言われたくないセリフだな」

ツムハ「ほへ~。それでクヅルちゃんがエロスに目覚めたのがどうかしたんですか~?」

コオミ「
……50M」

ホラキ「……なんだって?」

コオミ「
クヅルちゃんが50M以上一気に使っちゃったの!また貯金が半分以上消えちゃったよぅ~」

ホラキ「……やはりと思ったがまさかここまでとは」

ツムハ「え~と、たしか前の大きな買い物が1ヶ月半前のウルルゥでしたか~」

ミヤオ「確かその時に貯金をガンバル的なことを言ってたわね」

コオミ「なのにこれじゃあいくら稼いでもお金が貯まらないし、だったらいっそのことししょ~達のアカにお金を預けようかと……」

ホラキ「……心労で前後不覚になってるのはわかるが早まるな」

コオミ「……ふぇ?」

ホラキ「とりあえずあれを見ろ」

セヴンス「……よくよく考えてみるとクヅルのほうが豪快にお金を使ってるですよ!なんか負けた気がするです!!」

ツムハ「つまりここは先輩の威厳を見せつけるとこですか~?」

ミヤオ「よし!こうなったらど~んと大きな買い物をしてやるしかないわね!!」

コオミ「…………」

ホラキ「無駄遣い大好きトリオがいるところに大金を渡すつもりか?」

コオミ「……えと、ありえませんわね」
~

コオミ「けれども、このままだとまた衝動買いで貯金が消えてしまいますわ。一体どうすれば……」

ミヤオ「まー、代わりにフリマに行かせてる私たちが言うのもなんだけど
あきらめるしかないわね」

コオミ「あきらめ!?」

セヴンス「つまるところフリマとかに行けば金が飛ぶです。でもフリマに行ってないアカでは金は飛ばないですよ。そっちで貯金できてるならそれでいーんだです」

コオミ「……なるほどですわ」

ホラキ「待て待て、根本的な部分としての『衝動買い』対策はどうなる?」

ツムハ「それこそ無理ですよ~。『
中の人』的な意味で」

セヴンス「衝動的に欲しいものを見つけたら金を持ってる誰かが衝動的に買ってしまうです。そうゆう風にできてるですよ。『
中の人』的な意味で」

ミヤオ「だから無駄遣いをどうこうしたいなら『
中の人』をどうにかしないといけないわけよ!!」

ホラキ「……よくもまぁそこまでメタ的な発言ができるものだな。しかし『
中の人』次第か。確かに『私たち』ではどうにもできんなこれは」
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