
クヅル「こ、これで最後っす……」(ガクッ)

ミヤオ「おつかれさん。っとこれで全員かしら」

エルエフ「とはいえど皆さまはもはや死屍累々といったありさまで」

タマキ「元気なのってあたしとオミ子ちゃんとエルエフちゃんとミヤオちゃん先輩だけっぽい?」

ツキオミ「オミ子じゃねえよ」

タマキ「あれ、なんで普段の格好なわけ?ぶーぶー、つまんなーい」

ツキオミ「すきであんな格好してたわけじゃねーよ。それに真面目に運搬するのにあの格好はねーだろ」

エルエフ「それで他の皆さまが死屍累々なのは……」

ミヤオ「クエプラスの過剰摂取による中毒症状ってとこね。なにせ私たち以外の8人が一人につき最低6個、
合計69個使用したわけだから」

ミヤオ「ま、それも新チュートリアルでクエプラスを一人につき24個も配る大盤振る舞いをしてきたせいなんだけど」

ツキオミ「クヅル先輩たちは旧チュートリアルのクエプラスを全消費したんだっけか」

タマキ「あたしたちはまだ『裏世界クエ』を回せなかったからクエプラス時獄に嵌んなかったんだよね♪で、エルエフちゃんは『光の塔クエ』までレベルが追い付いてなかったからこれまたセーフなわけだ」

ミヤオ「私の場合は逆に回せる運搬クエが『東の扉』ぐらいしかなかったからクエプラスは使わずってとこね。正直あんな割に合わないクエのためにクエプラスなんて使いたくないし」

エルエフ「しかしそれ以外の皆さまはクエ消費に追われて……」

タマキ「『返事がないただの屍のようだ♪』」

ツキオミ「わらえねぇよ」

ミヤオ「ま、そのかいもあって貯金は結構たまったわよ。全部合わせると大体
1200M(ウロコ買取用資金90M含む)ってとこかしら」

タマキ「わっ、すっごーい!!」

ツキオミ「ずいぶん貯めこんだもんだな」

ミヤオ「ま、これで当初の目標の『くじアルマ購入資金集め』は達成したわけね。
……ぶっちゃけもはや意味ないけど」

タマキ「え?」

ツキオミ「……ん?」

エルエフ「……えと、その『当初の目標』とはいつ頃のことなのでしょうか?」

ミヤオ「私がオートメディック・アルマが欲しくなったころだから
去年の8月ごろ要するに一年前のことね」

エルエフ「そ、そうですか……」

ミヤオ「当時は1000M+αでオトメを購入できる算段だったのよ。それもいまでは……」

ツキオミ「最近見かけるのだと、
出)2500Mだとか
出)ステラ・ロアとか、あと
出)黒衣玉藻で求)オトメor3000Mってのもあったな。成立したかどうかは知らねえけど」

ミヤオ「うん、だから
これっぽっちじゃ全然足りない!もう無理!!」

タマキ「ていうかさ、もしかしたらこれって
もう、オートメディック・アルマを売ってもいいって考えてる人がクローバーサーバーにいないかもじゃない?」

エルエフ「十分にあり得ますが、正直考えたくない要素ですね」

ツキオミ「けどよ、それでも一縷の望みをかけて貯金を続けるしかないだろ。結局やれることなんて貯金ぐらいなんだしよ」

ミヤオ「けどね、頑張って貯金して過去のレートに追い付いてもそのころには今のレートは先に進んでて。そのレートに追い付いてもレートはまた先に進んで……。一生追い付けないわねこれ」

ツキオミ「……アキレスと亀かよ。いや、実際のとこは追いかけてる俺たちのほうが亀なんだろうけどよ」
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