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～前回までのあらすじ～
全職コンプを目指すふぇるにとっての最後の職業、ウィザード。
何故か騎乗縛りで始めたふぇるは、真っ先にそのスケボにおやつを与え切る。

しかし、騎乗慣れしてないふぇるは、POTを持ち歩かないという失態を重ね、賢者という地位を疑われるのだった。


ええと、旅人のメモ、旅人のメモ。

僕は探していた。転職の為に必要なアイテムを。

もぅ数か月前からJobレベルが５０だというのに、全く転職の目途が立っていない（というか構って貰えない）。
相方からも応援されてウィリー・ドゥの玉を与えられる始末である。
（AAA帰りに飛空庭を出そうと街の外へ出て、たまたま目の前にいたウサギをタゲったら一発で出たらしい。…運の良い奴め）

だがしかし、ソーサラーへの転職に必要なのはアイテムはそれだけではない。

幾つも要求されるアイテム。
その入手が容易ではない事を知っていた為に転職を避けていたのである。
それをこなさなければ全職コンプは出来ないというのに。

･･･やるか。

重い腰を上げて、旅人のメモから得た情報を元に北へ向かう。



まずはスノードロップ。
スノップ雪原でクリスタル狩り。
騎乗の魔法攻撃力は十分に上げている。
Wikiを参考にしつつ、スキルを選び、スキルレベルを調整しながら敵を倒していく。



クリスタルの数が多くない為に苦戦するかと思ったら１０分足らずで入手。
よっしゃ！次！


次は北限狩り。
ここはターゲットこそ多いがなかなかアイテムが出ない。
（実は雪原行く前に２０分ほど狩ってみたのだけれど、何も出なかった。…って、心折れるの早っ）

長時間の狩りが予想された為、ヒーティングを取っておく（寒中ダメ軽減）。
そう、幾らおやつを買い与えたところで、騎乗は万能にはなれない。
通常パートナーと違って回復スキルを貰えない為、被ダメには弱い。
特に持続ダメージが脅威になるのは大きな違いと言えるかもしれない。



･･･例えばほら、毒とかね！！
↑※スケボが死にゆく瞬間。

１０分間のハンディキャップ。
そこは流石賢者、別のボードに乗り換えてリカバリー。
経験値や信頼度が別々なので完璧な案とは言い難いが。



安置＆自然回復が近くにあるのは素直に嬉しい。
毒で減ったHPを時々安置で回復させつつの狩り。

そして、よぅやくレアドロップが！



･･･お前じゃねぇよ！！




まぁ１分後に出たから許してやろう。

そして、こころのかけらを３つも拾ってから更にしばらく。



これでよぅやく転職出来る。
たった１時間ちょっとの狩りなのに、もぅ何時間もやったような感覚に疲れを覚え、その日は冒険を終えるのであった。