なんか最近は天気の変化が激しいから大変だよ。
どれほど魔法や科学が発達しても大自然にはお手上げなのです。
わうわう。
そうだな。
俺なんて雨や雪が降ったら、もう買い物とか行く気を無くすよ。
それで思うんだ。
天気が悪くても大丈夫なように日持ちする御飯のおかずが欲しい!
御主人様には、そこへ作るのが簡単って条件が必要なのです。
わうわう。
確かにそうだな!
作るのが簡単、非常に重要だぞ。
そこで思い出したのが母の作ったこんにゃく料理だ。
わう!
どんな味なのですか?
ピリ辛のいとこんにゃくなんだ。
実は、もう再現してある。
食ってみるか?
はい!
なのです、わうわう。
クンクン・・・ぐっ!?
ゴホッ! ゴホッ!!
どうした!?
大丈夫か!?
わう〜・・・
この臭いはピリ辛じゃ済まないのです。
ボクの鼻が唐辛子の臭気に耐えられないのです。
わうわう。
いやぁ、味見しても辛くないんで、ついつい増量してな。
今もそんなに辛くないんだぜ?
騙されないのです、わう!
ボクは食べないのです。
わうわう。
いいよ、別に食わなくてもよ。
ピリ辛で美味いのに。
ほら、もう一口食っちゃお・・・!?
ブハァ!?
ゲホッ!? ガハッ!!
ぐああああああ!!
最初辛くなかったのに・・・あとから強烈に・・・きた・・・
わうわう!?
香辛料入りの咳をしないでなのです!!
目が痛い! 鼻が痛い!?
ダメだ。
これはもはや食べ物ではない。
化学兵器だよ。
世界の平和の為に封印しよう。
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