
ツキオミ「……全員帰ったな」

タマキ「フガフガフガ……、ふぅ~」

タマキ「
……二人っきりだね、ツキオミちゃん♪」

ツキオミ「……肩の相棒を忘れてるぞ」

タマキ「ぶ~、ツキオミちゃんってばノリわる~い」

ツキオミ「俺がその手の冗談が好きじゃないのは知ってるだろうが。あとちゃん付けはやめろと」

タマキ「は~い」

ツキオミ「で、本題だが。お前、前回の駄文
diary_407751で何を言おうとした?」

タマキ「え~、ツキオミちゃんってばわかってて口ふさいだんじゃないの~?」

ツキオミ「一応確認するだけだ」

タマキ「そっか~。それじゃ~発表するよ~♪」

タマキ「
画像の新人ちゃん3人の中に男の人がいま~す♪」

ツキオミ「……なんだそれは」

タマキ「普通じゃ面白くないからクイズ形式にしてみました~。みたいな~♪」

ツキオミ「……前回の会話の流れの時点で該当者1人しかいねえじゃねえか」

タマキ「そ・れ・は、どうかな~。そもそも男の人は一人だけなのかな~?一人だけなんだけどね~♪」

ツキオミ「ふざけるのもそれぐらいにしろ」

ツキオミ「……ったく、やっぱ予想通りじゃねえかよ。口止めしといて正解だったぜ」

タマキ「そういえばなんで口止めしたのさ~」

ツキオミ「自分から口にしてない時点で隠しておきたいってことだろ。なら皆がいる場で話すことはないってことだ」

タマキ「な~るほど~。ツキオミちゃんってばやっさし~♪」
???「はい、ツキオミさまのお気づかいのおかげで助かりました」

タマキ「ほへ?」

ツキオミ「ん、来たか」

イズキ「それではお二人に改めて自己紹介を。自分の名前はイズキ、騎士の腕もメイドの腕も、女装の腕も半人前の若輩者です」

タマキ「は~い、よろしく~。……ところでなんでここにいるの?」

ツキオミ「あいつのポケットに後でここに戻るようにメモ書きを入れといた」

イズキ「それで先ほどまで様子をうかがっていたわけです」

タマキ「な~るほど~、ツキオミちゃんってばやること細か~い~♪」

ツキオミ「ちゃんはやめろと。でだ、イズキ。あの格好についてだが」

イズキ「……申し訳ありませんが個人的な事情によるもので詳細を話すわけにはいかないのです」

イズキ「勿論自分がこのようなことをしていることを知られるのはあまり好ましくありませんでしたので」

タマキ「ってことは他の皆は知らないんだ~」

イズキ「お二方のように知っていて黙っている可能性はありますが、おおむねそうかと」

イズキ「……それにしても、お二人はよくお分かりになりましたね」

ツキオミ「ん、ああ。ま、どう取り繕っても男女の体格差ばかりはごまかしきれないからな」

タマキ「だよね~♪それに~」

イズキ「それに?」

タマキ「よく着させてますから~♪」

ツキオミ「よく着せられてるからな……」

イズキ「……あはは、御苦労なされているのですね」

ツキオミ「……察してくれ」
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