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我を崇めよ〜


ああっ
女神さま！


それ、とっくに終わったよ。


星の中心でグースカ寝てたクセに、何で知ってるんだよ。


我を崇めよ〜
具体的には串焼肉食べたい。


安い女神だな、おい。
さすがオリジン、弁当屋


弁当？
それなら私は、からあげ弁当を食べたい。


からあげは売り切れだ。
じゃあ仕方ないから、のり弁とシャケ弁を捧げよう。


安いなぁ
でも二個くれたのは評価する。


そうやって食った栄養が、全部おっぱいに行くわけか。
しかし、ウルゥと引き換えにコレが来るのか。
なんか微妙・・・


微妙ってゆーな。


知ってるか？
ＰＳ版のウィザードリィの敵モンスターは、ポリゴンだった。
けどな、プレイヤーに見えない場所は作られてなかったんだ。
ハリボテだったんだよ。
雑誌の対談か何かで書いてあった。


だから、なぁに？


俺はな、すげぇガッカリしたんだ。
そんな手抜きを自慢げに語るなよって。
確かにプレイヤーには見えない場所だけど、それを知ったら興醒めすんだよ。
ハリボテ相手にロールプレイ？
みたいな。


戦隊モノのヒーローショーの舞台裏で、紅一点のヒロインの着ぐるみから、おっさんが出てきたのを見ちゃった少年の心境だね？


的を射た例えかどうかは、さておき。
そんなオリジンに興醒めしそうだよ。

まぁいいや。
そんな時、浮いてる守護魔ウルゥを見て思ったのさ。
どうせ、お前も見えない場所は手抜きだろ、と。


見えない場所とはパンツかな？


はっきり言うなよ。
照れるじゃねーか。
だが、その通り。
パンツは見えそうで見えなかったから、スカートの中を見れる場所で見たら、いきなり足が描かれてるだけだろ、と思ったのだ。


でも手抜きを確かめる場所を見つけるのは大変。


いや、すぐに古参プレイヤーが教えてくれた。
あいつら、適正狩場は聞いても教えてくれないのに、こういう事だけは詳細に教えてくれるんだよ。


さすがマスターの師匠達。
最低最悪の奴ら。


否定しないけど、あんまりハッキリ言わないで！
世話になった人達だから。


わかった！


そして俺は見た！！
ウルゥの柔らかそうな尻と、縞々パンツを！！
ＥＣＯに手抜きなし！！


おおっ！
感動の一瞬！


以来、俺は乳・尻・太もも・うなじ・ムラッとくるボディラインに目覚めのさ！
とくに巨乳な！！


そんなに、たくさん？
まさに女体に捨てる場所なし！


それを教えてくれたウルゥが愛おしい。
故に今回の結末は許せんのだ。


よくわかった。
でも大丈夫。
この日記では何事も無かったかのように、ウルゥは庭にいる。


そうか、そうだよな！
俺の夢はまだ続くのだ！


どんな夢？


酒池肉林のハーレム
ハーレムだけでもいいや。


欲望を煽るだけ煽った後はウルゥの仕事。
私は串焼肉を食べて寝る。