12月のカレンダー

1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031

最近のコメント

各月の日記

YUNIKOさんの日記

(全員に公開)

2012年
01月28日
01:07

続・親愛なる絵テロリストさんに捧ぐ。

さてさて、エメルと鈴緑の『あまあまな時間』はいったいドコへ・・・
テロリストさんの予想外なアップロードに話はえっちな意外な方向へ・・・。

ちょっと短い文になっちゃいましたが続きですっ!


そして、勝手に書いてごめんなさい。

-------本 文------


「おねえさーーーーまーーーー!誰っ!!!この子誰なんですかーーー!!!」

体に衝撃が走る。その出来事に鈴緑の耳も尻尾のピンと伸び立つ。

「ぎゃっ!」

意識が一瞬、菜の花畑を走り抜ける。その後ろから、おっとりした口調で

「あらあら、ニャッコちゃん、タックルしながら質問しても答えは聞けませんよー?エメルの黒目が家出しちゃってるの気付いてる?」

ニコニコと金髪の少女が入ってきた。澄ました顔で表情一つ変えず、まるでそうなることが当たり前でずっと前から決まっていたかのように。金糸のような髪、柔らかなソレが風にさらわれてしまわないように、内に秘めたモノを具現化したかのような深紅のリボンで結われている。



「はっ!おねえさま!帰ってきてくださいっ!おねえさまっ!かくなるうえは、其の可憐な唇に私の・・・ん~~・・・」

「わーーーーーー!帰ってきた!帰ってきたから!やめてっ・・・こらぁ・・!」

身の危険を感じた私は、迫り来る魔の唇を両手で押し返すように阻止する。

「あぅあぅあぅ・・・ご主人さま・・・」

そんな姿を見て鈴緑がわたわたする。それを目にした金髪少女がくるっと振り返り目を細め、

「あらぁ?見かけない子ですねぇ?アナタ、エメルのお友達?それともそれ以上?」

そっと右手で鈴緑の頬からアゴへ輪郭に沿って指を滑らせる。

「ひゃうっ・・・」

「あら・・・可愛い声で鳴くんですねぇ。ふふっ・・ねぇニャッコちゃん、私この子貰っちゃっていいですかぁ?」

アゴの先で指を止め、首を少しかしげて流すような視線をニャッコに送る。

「もっちろん!ミルルにあげるっ♪美味しくいただいちゃってー。」

「んもう、ミルルって呼ばないでって言ってますのに。ちゃんとミルキーと名前で呼んでと言ってますのに。まぁいいですわ。」

そう言うと、ミルキーは鈴緑に視線を戻しアゴで止めた人差し指に親指を添えてそのままアゴを軽くつまみ鈴緑の視線をミルキーに向ける。一連の仕草を見届けたニャッコは、

「それじゃおねえさま?私たちも『めくるめくカンノウの世界』へ旅立ちましょうっ!おーーねーーーえーーーさーーーまーーーー!」

「や、や、やああぁぁぁぁ!ニャッコ落ち着いてーーーーー!」

エメルの胸元に更に顔をうずめるニャッコ。

「この慎ましやかな胸がぁ、ハァハァ」

「や、ヤン、こ、こらぁ・・・ダメだって!ニャッコ・・・!」

その頃、もう一方では

「私、ネコミミっ娘って前々から興味があったんですよ~?仔猫のように可愛く鳴いてくださいましね♪」

「にゃ、にゃぅ・・・みどりはご主人さまのモノなのですぅ・・・ご主人さま以外の人に可愛がられるのはダメ・・・にゃ・・・なので・・・すぅ。」

必死に抵抗したいのだろうが、人の形に変化した鈴緑は自分のカラダの勝手がつかめず、身悶える程度しか動けないでいた。とその時、眩いフラッシュがミルキーの視界を遮った。

「コラ、ニャッコ!胸ばっかりじゃなくってソコは右手をスカートに滑りこませ・・・あ、コラそれじゃイチバン肝心なトコロがキミの背中で隠れちゃうじゃないか!」

「な、なんですの?せっかく気分が盛り上がってきましたのに・・・って、アイじゃないですかぁ。どうしてここにいますの!」

そこにまた一人やって来たのは、黒髪ショートのボーイッシュな少女だった。白のブラウスに緑の大きなリボンが少女の雰囲気を出しながらも上に羽織った黒のコートがそれ以上に少年の雰囲気を感じさせた。両手には一眼の大きなカメラを構えて。



「どうしてって、いつだって言ってるじゃないか。ボクはエメルのパンツ・・・いやエメルのいるところに必ず現れるんだって。でも、今日はそれ以上にエロ・・・いやスクープが撮れそうだけどね♪」

アイと呼ばれた少女は、構えたカメラを胸の辺りまで下ろすとミルキーへウインクする。

「本当にアナタのパパラッチ魂には頭が下がりますよ~☆まるで、屍に群がるハイエナのようですわ~。」

絶好のタイミングを邪魔されたことが余程気に入らなかったのだろう。満面の笑みなはずが、ミルキーの瞳は決して笑っていない。いや、敵意・・・いやいやソレは殺意すら感じられるほどだった。

「誰がパパラッチだよ!失礼だな!あんなのと一緒にしないでくれるかい?ボクの撮る絵には溢れんばかりの愛が詰まっているんだよ!アイだけに・・・ね☆」

「それは失礼しましたわ。そうですわね、ストーカーの間違いでしたわ。溢れんばかりの歪んだ愛とそのオヤジギャグは。」

そんな二人のやりとりに

「にゃうにゃぅ・・・。また増えたのですぅ。みどりとご主人さまはどうなっちゃうのですにゃぁ・・・っく・・・えくっ・・・」

大粒の涙が鈴緑の眠たげな瞳に浮かび始めたのだった。

To be continue・・・・する?



と、今回はちょっと『あまあまモード』はお休みでしたが、いかがだったでしょう?テロリストさんの絵がまた展開を二転三転・・・

むずかしいよーーーー><
  • ECOの創作

コメント

1番~15番を表示

2012年
01月28日
02:04

 続きキターーーーーー!!
 しかも大人の階段を登りかけてるしっ?!
 鈴緑ちゃん頑張って~~><

 continue? 勿論しますともっ!
 そう言えば次の出番は確か……ピンク髪の剣士さんでしたねぇ?

2012年
01月28日
13:39

>> 詩綺さま
コメありがとうございます!
今回は暴走ニャッコさまとコメで多かった「危険な金髪少女」を書いてみたのですが・・・危険そうな感じが出てたかどうか・・・。なんか危険というより腹黒い感じになったような気がしたのはナイショ。

>>次の出番は確か……ピンク髪の剣士さんでしたねぇ?
そうなんです!どうしたものかと今悩んでますwwww

2012年
01月28日
14:46

 確かに危険と言うよりは腹黒い印象ですね……って、どっちにしても鈴緑ちゃん達が(貞操的に)危険なのは一緒だっ?!
 剣士さんについてはよくご存じなのではw

2012年
01月28日
17:30

>> 詩綺さま
ですよねぇ・・・><
でも、メインの二人がキケンなのは一緒っ!!
このあとのピンク剣士・・・ありのまま書いて載せられるかなぁ(マテ

2012年
01月28日
17:34

いいぞ!もっとやれ!>ω<

2012年
01月28日
18:50

>> ニャッコさま
><b
今回はニャッコちゃん暴走の巻でした♪
でも、まだ続く?!

2012年
01月29日
01:34

『あまあまモード』がお休みな代わりに『めくるめくカンノウの世界』がw
どうなる鈴緑ちゃん?

それはそうと絵にあわせて話を作るってすごいですね
文才まったくない人間から見たら神業にしか思えないです^^;

2012年
01月29日
02:49

>> るみねちゃん
お、コメありがとーw
絵からお話作るのってこんなにむずかしいって
やってみて気付いたおバカさんなのですwww

しかも、実際にいらっしゃるキャラなので余計に・・・w
でもここまで来たらやるっきゃないっしょ!
絵主さまのためにも!

2012年
01月29日
03:02

9:

もそもそ、はじめまして
某所で噂の金髪美女とかいわれてる本人です(

チナミニミルクティーダヨ((

きっと私と仲良くなればなるほど、貞操の危機に晒されます((
そういう意味で、きっと危ないって言われてるんだと思われます、ウフフ

2012年
01月29日
11:48

10: YUNIKO

>> みるきぃさま
はわわわわ・・・・!
はじめましてー><

>>私と仲良くなればなるほど、貞操の危機に晒されます
ということは、今回緑ちゃんを食べようとする感じは間違ってなかったのですね><

じゃなくて、ご協力感謝いたします♪(勝手に

2012年
01月29日
14:44

あぁ、もぅ!ニヤニヤがとまらないっ!

あと、凄く恥ずかしいです、赤面中(*ノωノ)キャッキャ


金髪少女の描写説明文が素晴らしいです。
よくこんな綺麗に言葉を綴れるね・・・脱帽デス。

うちの方の結末は、色々台無しにしちゃうので、
ゆにっこストーリーはアナザーサイドってことで作ってって欲しいです。

ゆにっこ様のお話のほーが、面白くて素敵ですもんw

2012年
01月29日
18:20

12: YUNIKO

>>えめるさんま

ちょっとーーー!
何おっしゃっているのーーーーー!
えめるんの絵があって初めて出来てくるのにー!
正直、えめるんの絵を見てから話考えてるので、書くのが遅いわ、えめるんの絵の雰囲気を壊してないか心配でコッチがドッキドキですのよー
><;

私の稚拙な文章はえめるんのかわいい絵があって初めて
「あ、これ文章なんだ」程度ですからっ!ww

でも、
>>あぁ、もぅ!ニヤニヤがとまらないっ!
>>あと、凄く恥ずかしいです、赤面中(*ノωノ)キャッキャ
この感想が超うれしいです♪

>>金髪少女の描写説明文が素晴らしいです。
>>よくこんな綺麗に言葉を綴れるね・・・。
いあいあ^^;
日記のスペースだと短文で表現しないといけないから(文字数的な意味で)私のスキルではもう泣きそうなくらい精一杯なんですよwww


撮影班・・・次が完結なんですよね?ですよね?
ガ・・・ガンバルゾー

2012年
01月29日
23:47

何をおっしゃるゆにっこ様。
お話に私の絵がついていけてないですよ!

話の雰囲気が良すぎて、絵が台無しにしているというw

にゃっこちんのキャラがはまりすぎてて素敵♪


次で完結予定なんだけど、マウス投げたくなるレベルの粗末さデス。
今から描くねぇ~。

2012年
01月30日
00:23

14: YUNIKO

>>えめるさまん
わお~♪

楽しみ~!
えめるんのコメでちょーっとだけお風呂で私もラスト考えてみたんだよー。

私の話も次で完結させますねっ!
でも、えめるんの絵でどーなるか・・・ガクブル((ノ)゚Д゚(ヽ))ガクブル

2012年
01月30日
13:19

マウス、投げました?w

ゆにっこ様が考えたラストで〆てくれるように期待あげ!!

1番~15番を表示