さてさてー!
ちょっと時間が空いちゃいましたけど、おまたせしましたー!
え?待ってない?それほどでも?別にどーでもいい?
気にもしてなかったぁぁぁ?!
そ、そんなこと言わずにーーー><;
今回はちょっとサービスバージョンでお届けします!
・・・匂い立つの・・・何の匂いなのかしら・・・♪
------本 文------
「ユーニコっ♪ねぇねぇ、写真・・・ちょっと見せてよう♪」
私はユニコに後ろから覆いかぶさるように抱きついて、わざと耳元で息を多めに吐きながら囁く。
「ぁん♪もう、エメルったら、ちょっとくすぐったいってぇ。ちょっと待ってね、んと・・・。」
ユニコはカメラを操作しながらデータを表示させる。彼女は満面の笑みを作って自慢げに
「ハイ♪これー。」
カメラのディスプレイに表示された写真は、私が犬っ娘に飛びつかれた直後から写されていた。しかも上空からのアングルで納められていたため、ソレが飛行庭から望遠レンズで撮影されていたと容易に理解できた。
「おぉ~、こんなトコロから撮ってたんだぁ♪」
私が感心した口調で聞くと、ユニコは自慢げに
「そうだよぉ♪もうね、アノ光景が目に入った瞬間に、秘密兵器出しちゃったくらいなんだからっ!」
「秘密兵器?」
「うんうん、とっておきの望遠レンズ♪1000mmでオートフォーカス対応の優れものなんだからー」
「ふ、ふうん・・・。」
ユニコの自慢は私にはサッパリだったが、それがとんでもないシロモノで早めに対処しておかないと取り返しのつかない未来が待っていると私の本能が警鐘を鳴らす。私はそのまま写された写真を次々と再生させていく。犬っ娘の執拗なまでのパンチラ写真、そして
「う・・・私のパンツも撮られてる・・・。」
私のスカートの中もバッチリ収められていた。しかも
「なんか、私の写真ってアップ多くない・・・?」
どの写真を見ても私の写ってるモノは全てズームされているような気がする。見ている私の顔がドンドン火照ってくるのが感じられた。そして鈴緑×犬っ娘シリーズに突入すると、それはもうトンデモナカッタ。もう、こんなタイミングというかアングルというかとてもここでは説明できないような○○○○○が×××で△△△の□□□□□という、ちょっと口にしようものなら即刻規制が入ってしまうそんな写真ばかり。さすがの私もそろそろ限界が近い。
「だってね、エメルのパンツってば見た目よりもずっと可愛いのが多いじゃん?くまさんとかさ、ネコちゃんとか・・・」
「あーあーあーあーあーあーあー!いうなっ!それ以上いうなー!」
私は周りに聞かれていないかとヒヤヒヤして辺りを見回す。
「だから、ついついそのギャップに惹かれてアップになっちゃうんだよねー。あ、これが世間で言う『ギャップ萌え』?」
ユニコはにゃははと笑うが、それに比例して私の腕に力が入る。
「へ、へぇ~・・・。そ、そんなに・・・私って見た目と・・・違う趣味・・・してるかなぁ・・・。」
「うんう・・・、エ、エメル?ちょっと力が・・・ちょっ・・・ギ・・・入ってる・・・入ってる・・・く・・・くる・・・」
ユニコが私の締め付ける腕を軽く叩く。しょうがないので、私は少し力を緩めてあげる。
「かはっ・・・はぁはぁはぁはぁ。エメルひどいよ。何もしないって言ったじゃん~。」
「言ってません・・・うわ・・・これはちょっとマズいんじゃないかなぁ・・・。あ、これも・・・。」
その言葉を聞いた瞬間、ユニコの顔から血の気が引く。私の腕から逃れようとするが、ガッチリ固めた私の腕から逃れられたヤツは未だ一人もいない。
「あの・・・エメルちゃん?そろそろ放しませんか?だんだん私の命が危険に晒されていくような気がしてならないんですけど・・・。」
「ん?あぁ♪だってさぁさすがに、ウチの緑ちゃんのこんな写真をいくら友達でも他人には持っててほしくないしさぁ、見られたくないわけよ?わかる?」
私は、右手の人差し指でユニコの頬を優しくゆっくりとなぞる。私の指が頬からアゴへ流れていく毎にユニコの頬が熱を帯びていく。私はうなじに少し熱い息をふぅっと吹きかけ、
「ねぇ?ユニコ・・・、この写真消しちゃおっか・・・。」
「イヤ・・・。」
「ゼッタイ?」
「ゼッタイ・・・。」
私はユニコの耳を甘噛みして、耳たぶを軽く舌でノックする。
「ひゃあ・・・あん・・・ダメ・・・。」
次第に力が抜けていくユニコのカラダが一瞬ビクンと硬直する。
「さぁて、ユニコ・・・聞き分けのない子はどんなお仕置きが必要かにゃぁ♪」
私は尻尾をユニコの太ももに巻き付け、スルスルとスカートの中へ忍ばせていく。
「ほら・・・ダイジナトコロガタイヘンナコトニナッチャウヨ?」
尻尾の先端が最後の砦にちょこんと触れる。
「ちょ・・・ダメ・・・命じゃなくって貞操の危機だし~~~~~~~~~!!!」
「カンネンシテスナオニナリナサイ・・・ユ・ニ・コ♪」
「あーーーーーーーーーーーーーーん!!!!」カシャッカシャッカシャッカシャッ
「な、な、なにいいいいい?!ぁああん><」
崩れ行く意識の中でユニコの瞳に映ったモノは目の前の茂みから現れたぐるぐる眼鏡の少女の姿。そして両手で持たれた一眼レフ・・・。
「エイル、グッジョブ♪」
「もう、メールで『かめ』だけ打ってきても、それが『カメラ持参でアップに来い今すぐ』とか、ウチくらいしか理解できんとおもうしな。そやけど、なんで昼間っからウチこんな興味ある写真とらなあかんねんなぁ・・・まったく。(ΦωΦ)キラーン」
ぐったりとするユニコを抱えた私は、目の前のぐるぐる眼鏡っ娘に親指をビシッと立てるとそのまま茂みに入っていく・・・。
このあと・・・・ドキドキ とぅびぃこんてぃにゅうするしか?!
⇒1あぁん♪ 2ほぅら・・・♪ 3じゅるり・・・ 4(〃o〃)イヤーン
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