ルピナス鯖の超新星。
ソードマンのベルッドだ。
なあ、おまえら。
ゴーレムカタログを持ってるか?
ちゃんと活用しているか?
ゴーレムカタログの有り難さを噛み締めてるか?
不本意ながら、俺はゴーレムカタログの偉大さを知らなかった。
ROの話で恐縮だが、転職した時にもらえる本なんかは役立たずだったんだよ。
そんな経験が俺をカタログから遠ざけたんだ。
カタログの真の実力に気がついたのは、他愛ない雑談がキッカケだった。
俺は初心者だが蜂蜜に関しては一家言もってる、と自負してる。
蜂蜜を効率よく採取できる場所は勿論、高価で買取る商人の場所までな。
特に買取価格は非常に重要だ。
高価買取商人の位置は最重要機密なんだ。
ところが雑談相手は、さらに高値で買取する商人の存在を言ったんだ。
いつもは蜂蜜など扱わない奴が、なぜ知ってるのか不思議で尋ねた。
そいつはカタログで調べたと答えたよ。
反射的にウソだと思ったね。
カタログを左、右とクリックしても何も情報は表示されないからな。
だが、またそいつは言った。
ダブルクリックしろ、と。
言われた通りにダブルクリックして見た光景。
そこは情報の宝庫だった。
まさにECOのアカシックレコード、異界黙示録、クレアバイブル。
そして俺の目から、大きなウロコが無数に落ちた。
いま俺の持ってるカタログは、古本屋でさえ買取拒否するほどに使い込まれている。
なに?
最初にもらった時に説明を聞かなかったのか、だと?
学生時代、理解したかを問う先生の声に、絶対に理解してない顔で分かりましたと返事する奴はいなかったか?
それが、この俺だ。
それで今回はいらぬ苦労をしたわけだが。
今回の反省は次回に活かすとしよう。
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