今日の狩りは凄かったな!
知らない・・・・
俺、死んだし。
知らないにゃあ・・・・
私、死んだし。
ルウも死んだな。
最初から私を呼べば良かったのだ。
面目ない!
これは俺のミスだ、完全にな。
だが、収穫はあったぞ。
俺、すっげぇレベル上がった。
うん。
なにしろ、今まで最高でも経験値が300くらいの敵を倒してたのが、一気に2000を超えたからな・・・・・
ベルッドの戦歴でも、これ以上の敵と戦うのは当分は無いだろうな。
そうだな。
だが、これが俺一人の実力じゃないから、あまり威張れた話じゃないけどな。
師匠のおかげだ。
シオニー殿が師匠になってくれたんだったな。
ところでベルッド!
懺悔の時間ニャアアァァァァァァ!
な、なんだよっ!!
お前らを死なせたことなら、謝っただろうがっ!!
そんな事じゃないんだニャアアァァァァァ!!!
私らが死んだことは仕方ないにゃあ。
あとで鍛えてくれたら良いのにゃ。
そうではなくて!!
ベルッド!
シオニーさんを男だと思ってたニャ?!
着替えたシオニーさんを見て、男の娘か?!
なんて暴言を吐いたニャ?!
す、すまねぇ!
でも、でもよ!
あれ、あれは・・・・どう見ても男だった・・・よな?!
私は女だって分かってたにゃ。
バウアーは?
当然、分かってた。
ニオイだな、ニオイで分かるんだ・・・・・
俺たちはな。
だがベルッド安心しろ、俺が教えてやるぞ。
男女の見分け方をな!!
見れば分かるって言いたいけど・・・・・・
現に見間違えたからな・・・・・
あんまり偉そうな事は言えないよな・・・・
バウアー、教えてくれ。
うむ!
認めておくのだな。
若さゆえの、おのれの過ちというものを・・・・
男はそこから成長していくのだからな!
能書きはイイから、とっとと教えやがれ!
まずは深呼吸をして息を整えろ!
スゥ~ハァ~
そして、スカートの中、あるいは股間に鼻を持っていきニオイを嗅ぐ!!
それで、分かるって寸法よ!
どうだ?
簡単だろう?
出来るわけねぇだろうがっ!!
お前とは違う意味でケダモノって呼ばれるだろうがっ!!
コメント