なんという、タイトルwwww
久しぶりの日記タイトルがとっても痛いYUNIKOです。
さてさて、昨夜の攻防戦の後、フレさんと一緒に「なんとなくボス狩りいこーツアー」が始まりまして、最後アスタロト討伐に逝ったのですが。
これが意外に手ごわくて、みんな死にまくりという事態に!そんなときに現れた最終兵器ぷにさん!その活躍もあって無事討伐できたのですが・・・。その後みんなで雑談中に生まれたネタフリが私の脳内をピンク色に染めてしまいました!!!!
みんなごめんねっ!
でも書いてて楽しかったから許して!
というわけで、あくまで身内向けのお話なのですいません(汗
今日もウニコの脳内は驚くほどの桃色です!メデタシメデタシ
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『好きって気持ちはステキデスヨネー』
上気させほんのり桜色に染まった太ももに、細くしなやかな指がすべるように上っていく・・・。フォビアは目を細めると、プニサンの耳元でそっと囁く・・・
「ほら・・・力を抜いて・・・」
「はぅ・・・!」
フォビアはプニサンの柔らかい耳たぶを甘噛みし、滑らせた指を髪にしのばせる。プニサンはカラダをビクンと硬直させ、ぎゅっと瞳を閉じる。しかし、そんな反応とは裏腹に次に起こる出来事を予測してか、胸の奥が熱くなるのを隠せなかった。
ここはアンデッド城。今まさにここで死闘が繰り広げられていた。その相手はアスタロト。死神とも死竜とも地獄の番人とも思わせる外見に惑わされ、聖なる属性で立ち向かう者を闇へと葬る聖なる魔物。パーティ全員で立ち向かい、繰り広げられること数時間にも及ぶ戦闘は、フォビアの雷で幕を閉じた。殆どのメンバーは地に沈み、深く傷ついた彼らをカーディナルであるプニサンは治癒スキルで回復させ、閉ざされた死の結界から外の世界へ送りだす。
「これで・・・さ、最後ですぅ・・・。『熾天使(セラフ)ラファエルのみなにおいて、3対の翼の羽ばたきで癒しの泉を湧き起し、傷つきし子羊の生命をその雫で三度の輝きを・・・聖泉の雫(ゴスペル)!』」
純白の魔方陣が横たわる剣士の真下に浮かび上がると、たちまち黄金色の光が立ち上り傷ついた体を覆いつくす。肩から切り裂かれた傷はみるみる回復し、土気色をしていた顔色が次第にもとの美しい肌色を取り戻していく。
「これで・・・もう大丈夫ですよ。ナデシコさん・・・早くみんなの元へ・・・」
「あ、ありが・・・とう。それじゃ一緒に・・・え?」
「私は・・・もう・・・動けません。ここでみなさんの無事が確認・・・できれ・・・ば、私の・・・役目は・・・終わりで・・・す。」
「そ、そんな・・・ダメだよ!一緒に帰らないと!ほら!手を!手を出して!」
プニサンはナデシコが差し出した手にそっと触れると、そのままありったけの力を込めてその手を押し返した。予想外の行動にバランスを崩したナデシコはそのまま結界の歪みへ吸い込まれる。
「上手く支援できなくて・・・ごめんなさいね・・・。」
声にはなっていなかったが、彼女の唇がそう動いているのを彼女はハッキリと見た。
「そんなことないっ!だめだよ!プニサン!プニサーーーーン!」
ナデシコの叫びは結界の歪みに吸い込まれ、プニサンの元へは届かない。最後の1人であった剣士ナデシコを送り出したのを確認すると、プニサンはその場に崩れるように膝をつく。今上を向いているのか下を向いているのか、そんな感覚まで失い朦朧とする意識の中でプニサンは
(パパ・・・ママ・・・私・・・タイタニアに生まれて与えられた試練・・・見つけられなかった・・・あ・・・誰かを助ける・・・これが私に与えられた使命・・・だったのかな・・・。)
カラダが宙に浮くような感覚をおぼろげに感じながら、ゆっくりと視界を閉じていく。そのとき、
「バカヤロウ・・・私がこんなところでオマエを独りにさせるわけないだろう・・・。」
柔らかな何かに包まれる感触。それはとても温かく、消えかかった意識のともし火に再び息を吹きかけられた。プニサンはゆっくり瞳を開けると、そこに見えたのは切れ長の瞳にうっすらと涙を浮かべた紫色の髪のイクスドミニオンが映った。
「フォ・・・ビア・・・?」
声になるかならないかの細い声で呟くと、
「私が・・・私がプニサンを独りになんてするはずないだろう・・・。しっかりしろ。」
「どうして・・・フォビ・・・私はアナタを一番に・・・。」
戦闘が終わり一番深手を負っていたフォースマスターのフォビアを真っ先に回復し、結界の外へ送り出したはずだった。なのに、今目の前に私を抱きとめている。
「バカっ!プニサンを置いていけるはずなんてないだろう・・・グスッ・・・私は・・・」
「フォビ・・・」
「私はオマエを愛しているんだ。愛する人を置いてなんていけるか!」
フォビアの言葉にプニサンの瞳に大きな涙の粒が浮かぶ。プニサンは声を震わせて
「わ、私だって・・・でも・・・私は愛する人には生きていて欲しいの。生き抜いて生き抜いて私の分まで幸せに・・・」
「バカヤロウ!そんなわがまま聞いてやれるかっ!私は・・・プニサンと二人でいられるならどこだっていい・・・アクロニアが全てじゃない。このまま結界に取り込まれ、悠久の時間を闇の中で過ごしたっていい・・・大事なのは・・・愛する人と一緒にいることじゃないか・・・。グスッ」
フォビアの瞳から流れ落ちた一筋の涙がプニサンの頬に落ちる。プニサンは目を細め、優しい笑みを浮かべると、
「もう・・・フォビはいつもそう・・・。普段あんなに強いのに実は泣き虫さんなんだから・・・。」
「こ、これはっ・・・これはプニサンの前だから・・・あ~!もう!」
「・・・っん!」
フォビアはプニサンを抱きしめ、目の前にある薄い唇に自分の唇を重ねた。
優しく・・・優しく・・・。
二人の唇が放れたとき、プニサンは自分の体の異変に気付く。
「あれ?わたし・・・」
「あぁ、今私の魔力を少し送った。種族が違うから上手くカラダに吸収されないかもしれないがゼロじゃない。」
「フォビ・・・」
プニサンの頬が朱く染まる。そのとき足元に何かが当たる感触があった。
「これは・・・。ポーションか。さっきの戦闘で誰かが落としたんだな。よし、ちょっと待ってな。」
フォビアは床に転がったポーションを手に取ると、キュポンっと栓を抜きプニサンの口元へ運ぶ。
「ぶっ・・・かはっ・・・」
しかし、体力が限界まで落ちている彼女は自分で飲むこともままならない。フォビアはポーションを自分でゴクゴクと口に含むと、空になった瓶を放り投げ
「んっ・・・!!」
プニサンに再度唇を重ねていく。
「んんっ!?・・・コクン・・・コクン・・・」
数回プニサンの喉が動くと、ゆっくりと放す。
「はぁ・・・。どうだ?」
プニサンは瞳を閉じて小さく息を吸い込むと
「フォビの・・・味がしました・・・。優しい味・・・」
彼女の瞳に力が戻っていた。
「・・・っ!オ、オマエなぁ・・・そ、そんな目で私を見るなよ!わかってんのかぁ?そういう目がだなぁ・・・!!」
「んくぅ!」
フォビアは先ほどよりも強くプニサンの唇を求めた。
「んんっ・・・っぷは・・・うんん・・」
だらりと垂れていたプニサンの腕は、気がつけばフォビアの首に回り彼女もまたフォビアを求めた。
上気させほんのり桜色に染まった太ももに、細くしなやかな指がすべるように上っていく・・・。フォビアは目を細めると、プニサンの耳元でそっと囁く・・・
「ほら・・・力を抜いて・・・」
「はぅ・・・!」
フォビアはプニサンの柔らかい耳たぶを甘噛みし、滑らせた指を髪にしのばせる。プニサンはカラダをビクンと硬直させ、ぎゅっと瞳を閉じる。しかし、そんな反応とは裏腹に次に起こる出来事を予測してか、胸の奥が熱くなるのを隠せなかった。
と、そのとき・・・まばゆい光が二人の周りを照らし出し、闇に包まれていたアンデッド城の一室が白の世界に変わる。そして、
「プニサン!フォビア!大丈夫!」
聞こえてきたのは、聞き覚えのある声。
「ゴホン、余はたしかにあの魔物には敵わなんだが、ヤツがいなくなった結界なんぞこのデス様の力をもってすれば破るなど朝飯前なのじゃ。なんせ、余は特別な力を持ったアルマモンスターじゃからの・・・。って、こらぁ!おぬしら余の話を聞かんかー!」
「う・・・うわぁ・・・」
「こ、これは刺激的です・・・」
「ぐは・・・女同士とは・・・オレという素敵マエストロがいるのに・・・」
「はいはい・・・ライグはお呼びじゃないのよ。って、情熱的ぃ・・・」
「イクスドミニオンとアークタイタニア・・・二人の間に生まれる子供はどんな力を持って生まれるのか・・・これは興味深い・・・。あ・・・痛い・・・見えない、この感触はルナサ・・・。」
「もう、ミサキはそんなの冷静に考えるんじゃないの!お子ちゃまの見るもんじゃないんだから!」
抱きあった二人の前に現れたのは、ついさっきまで死と隣り合わせで戦った友たち。プニサンとフォビアはみるみる顔を紅く染め上げ、ふるふるとカラダを震わせ・・・
「「もーーーーーー!みんな見ないでぇぇぇぇーーーーー!!!」」
アスタロト討伐を成功させたフォビア達パーティは無事フレアの魂の呪縛を解き、一連の騒動に幕を下ろした。
翌日、ファーイーストから旅立ったフォビア一行は、ファーイースト街道をのんびりとアップタウンへ向かう。
「でもさぁ、まさかプニサンとフォビアがねぇ・・・♪」
「ほんとよねぇ。あの冷血名高いフォビアが・・・ねぇ♪」
「プニサンは俺と一緒になって、ロボ工房で幸せに過ごしていくはずだったのに・・・」
「ライグ・・・ソレは妄想の中だけに留めておかないと、口にすると犯罪よ・・・。」
「うっせぇよ!お子さまのミサキにはこの傷ついた繊細な魂の叫びがわからないんだよ!」
「・・・だって。デス?出番みたいよ・・・」
「なんじゃ、余に刈り取られたい魂はどれじゃ・・・むぅ・・・余は清い色の魂しか食せんのじゃ。」
「お・・・おい。なんだとこの死神幼女!」
「まーまー、落ち着いて落ち着いて。でもさぁ、どーなのよ?プニサン、フォビアって・・・」
「え?!ええっ!?どうって言われても・・・ねこさんの想像するような・・・ゴニョゴニョ」
「お・ま・え・らぁ・・・・・・」
そこにいた全員の背中に北限を吹き抜けるよりも冷たいモノを感じた。プニサンを除く全員が振り返ると、そこにいたのは紫の悪魔。
「ちょ・・・ちょっとまって?フォビア?い、生贄ならここにキルルが・・・」
「やっ・・・・!?なんで?なんでアタシ!?」
「ぜ~ん~い~ん~・・・まとめて地獄へ落ちろぉぉぉ!『光の神バルドルに求まん、万物から注がれし愛の力をその身が創り出す光に変えて、闇に迷えし悲愴の御霊を光の世界へ誘わん!慈愛の救光!(ルミナリィノヴァ)』」
こうして、また新たな冒険に向けて旅立つパーティ。
この先、待ち受けるのが何なのか。
それはみなさんの目で、心で、そして愛するキャラクターで、思いっきり感じてください。
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