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桃「ところでさ、ご主人？」
ミヤオ「……なによ？」
桃「ご主人のファッションの事なんだけどさ」
ミヤオ「私のファッション？」

ミヤオ「……確かにウェンペシールドの見た目は変えた方がいいかもしれないわね」
桃「いやいや通常装備の話じゃないってば」
ミヤオ「……じゃあなによ」
桃「おしゃれ用の装備の話だよ。露店でくじ服を色々買ってたじゃん。それ着ないの？」
ミヤオ「……あ～、あれね～。うんまぁ色々あるんだけどさぁ」
桃「？」
ミヤオ「なんだか恥ずかしくない？」
桃「散々スカウト系のエロスーツを着てたのに！？」
ミヤオ「違う！そっちじゃない！！……いや確かにスカートは少し恥ずかしいけどさ」
桃「だったら別にいいじゃん！それじゃあ早速着替えよっ！！」
ミヤオ「ってコラ！桃ステイステイ！！しまった、ブリーダーじゃないから戻れ！が使えない……」
桃「へっへっへ、よいではないかよいではないか～」
ミヤオ「桃、キャラが違いすぎ！！」

～暗転

桃「おめかし終了～」

ミヤオ「……うう、恥ずかしい」
桃「そんなことないよ。うん、似合ってるってば」
ミヤオ「でもデフォ顔だと服に着られてる感が強いし……」
桃「それは無課金プレイしてる中の人に文句を言えばいいよね」
ミヤオ「……ま、それはそうなんだけどね」
桃「あ、ご主人が立ち直った」
ミヤオ「ちなみに今回の装備は
頭…スチームパンクハット（赤）
顔…なし
胸…魔犬の首輪
右手…バレットセイバー
左手…なし
上半身＆下半身…スチームパンクワンピース（赤）
背中…軍用ウエストポーチ（赤）
靴下…包帯（♀）
靴…猫の修道靴（黒）
になってるわ。ちなみに掛かった値段は大体1100万ぐらいね（バレットセイバーの改造費を除く）」
「あと何気にこのファッションって未完成なのよね」
桃「そうなの？」
ミヤオ「そうなの。ほんとはオーバーニーを装備したかったんだけど値段とか入手難度とか色々な事情で現状は包帯で妥協なんだってさ。あと胸もドッグタグのほうがそれっぽかったけど高かったから諦めたとか何とか」
桃「へぇ～」
ミヤオ「あと中の人が靴下選びの時になんかぶつぶつ呟いてたわね。やれちょうどいい長さのが少ないだとか縞々ばかり実装してんじゃねぇお前ら縞ニストか！だとか」
桃「……そうなんだ」

そういうわけでミヤオのおめかしはまだまだ続くのだった。

～おまけ
桃「ところでおめかしが恥ずかしいってのはご主人がデフォ顔だったからなの？」
ミヤオ「まぁそれもあるけどやっぱりスカートの部分が恥ずかしくてさ。だって座ると下着が丸見えなんだもん」
桃「……えっ？」
ミヤオ「いや座るとスカートが不自然に横に伸びるの。しかも私ドミニオン族だから座るとき足を延ばすじゃない？そうすると横からも下着が丸見えになるのよ」
桃「……ご主人」
ミヤオ「まぁおめかし中に座り込む事態なんてまず発生しないと思うけどね……」