ファイルの整理をしていたら、
ずっと前にえめるさんがわたしが当てたオトメさんをスケッチ
してる間にちょこちょこっと書いた落書きがでてきたっ!
たしか、最初は看板に書いて表示させたり、OPチャットで
ダタダラとつぶやいたりして遊んでたんですけど、せっかくだから
その落書きを短く文章にしちゃおうって書いたホントに落書き。
せっかく書いたんだし、載せてみようかなーって感じで♪
続きはありませんっ!
だって落書きだから!
普段からチャットの最中に突然物語が始まったりして
フレさまに呆れられ(ry
でも止められない止まらない・・・なんちゃって♪
せっかくなので、えめるたまの描いたオトメさん付でっ!
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【 Girl's mind 】
あの出来事から数日。
アタシがアミス先生の生徒になり、周りにはアタシと同じ能力を持った仲間と過ごして数日。アタシは夢というものを見たことがないので、それが当てはまるのかはわからないが研究所(ラボ)と呼ばれる部屋で繰り返された実験。データ収集と部屋から連れ出された先は赤い大地に鉛色の空が広がる荒野。野生のモンスターや時にはドミニオンを相手に殺戮の毎日。その光景をきっとこの世界では・・・いやココロという機関を持つ生物の間では悪夢というのだろう。今ならなんとなくではあるが理解できる気がする。
しかし、今アタシがいるこの世界は違う。青い空が広がり大地には緑が溢れ、いたるところに光が溢れている。アタシのデータベースはどんどん新しい情報で埋まっていく。アタシの中にある情報は1と0の集合体。その2つが折り重なりカタチになって集積回路の小部屋を埋めていく。
けれど
どうしても埋まらない小部屋が一つ。
その場所は、まるでロックがかかっているかのようにアタシの制御が届かない。新しいモノを見、新しいコトを聞き、データベースはどんどん埋まっていくのに、その場所だけは空白のままだった。どうしてそこへアクセスできないのか、どれだけ制御回路がライト命令を出しても決してアクセスされることのないあの小部屋。それどころか、そこへアクセスを試みると必ず発生するノイズ・・・。けれどそのノイズはアタシのデータベースに蓄積された情報を傷つけない。理由はわからない、けれどわかる。このノイズはアタシを傷つけない。
それともうひとつ。
ノイズとともに起こる現象。それは胸部に発生する異常発熱。通常動作に支障が出るレベルではないけれど、通常動作では発生することのないレベル。アタシの中で発生するノイズもこの発熱も、発生するタイミングはわかっている、いやわかっていた。わかっている?ちがう、そうじゃない。きっと知っていた。最初から。最初・・・それはそうあの日。初めてこの世界に足を踏み入れ、そこにある扉を開けた先に立っていた『冒険者』と呼ばれたマスター・・・
そう、アナタをひと目見た瞬間から・・・。
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