ツムハ「とうとうこの時が来てしまいましたね~」
ホラキ「あぁ、もう少し先のことだと思ってはいたんだがな」
ツムハ「鬱ですね~」
ホラキ「嘆いていてもはじまらんさ。現実を受け入れねば」
茜「ちょっとあんたたち。なに辛気臭い顔してるのよ?」
空「そだぞー!こんなのいつものツムハらしくないぞー」
ツムハ「それはそうなんですけどね~。これからのことを考えると少し……」
ホラキ「あぁまったくだ。なにせ……」
ツムハ&ホラキ「
Lv86になったせいで運搬クエを受けれなくなったからなぁ(なりましたし~)」
茜「……なにそれ?」
ホラキ「ようするに明日からクエでの金稼ぎはよそ者になるということだ」
ツムハ「運搬に慣れきったところにこれだとちょっと~」
空「いやいやいや、でもよそ者のほうが運搬よりお金稼げるじゃん!確か2週回しで80万ぐらい稼げたはずだし」
ホラキ「あぁ、2週回しは基本無理だ」
空「……え、なんで?」
ツムハ「今まではダンジョン崩壊させるのに騎乗ペットを使ってましたけど、敵のレベルが高くなりすぎたせいか攻撃が当たらなくなってきたそうなんです~」
茜「だったらチーム解散のほうをすればいいじゃない。サブキャラ養殖してたぐらいなんだから2PC環境あるんでしょ?」
ホラキ「残念だがサブPCはポンコツノートパソコンでな、立ち上げるのに時間がかかるんだ。よそ者を回すためにいちいち立ち上げるのはおっくうすぎる」
ツムハ「かといってクエポイントを貯めてよそ者を一気に回すのも中の人の精神的に辛いものが~」
空「むぅ……」
ホラキ「2週云々はさておきだ、私の場合はさっさとレベルを上げて範囲攻撃を取得しておきたい。さすがにあの大群を一匹ずつ倒すのは辛すぎるからな」
ツムハ「私はそれを見越して早めにジョブスイッチしましたけどホラキさんの場合はジョブLv47ですからね~」
茜「ある意味今回のワールドボーナスは渡りに船だったってわけね」
ホラキ「まぁそういうわけだな。でだツムハ、先に私の分のユニオンペットを準備しておいてくれないか?よそ者クエは信頼度稼ぎにも有用だしな」
茜「えっ?ちょっと待ちなさいよ。あたしはアンタ以外のユニオンペットになるつもりなんて……」
ツムハ「了解ですよ~。それでは杏くんの信頼度あげておきますね~」
茜「……え?……なんで杏なの?あたしじゃなくて?」
ホラキ「あぁ、中の人的にはDC+アサルトの狩りに慣れててな。で、ネコマタで最初からDCを使えるのは杏だけだろう?それでだ」
茜「…………
ホラキのバカァ!!」
ツムハ「……行っちゃいましたね~」
空「いやいや今のはダメでしょ。あれじゃあ茜なんてもういらないって言ってるようなものじゃん」
ホラキ「……そういうつもりはなかったのだが。しかし誤解させてしまったのは私か。ならばその責任は取らねばならんな」
~後半へ続く