ウル「ウルだぞ!」
ルゥ「ルゥ……だよ」
クヅル「ついにウル・ルゥコンビを購入できたっすよ~♪」
ナギハ「……いえーい」
ミヤオ「えっ、先週に傀儡のスフィンクスを衝動買いしたばっかだというのにまた衝動買いしたわけ?……やるじゃない」
コオミ「やるじゃない、じゃありませんわ!」
クヅル「そうっすよミヤオ先輩。それにウル・ルゥは衝動買いじゃなくて計画買いっすよ」
ミヤオ「計画買い?ウル・ルゥ買うためにきちんと収入とか計算してたわけなの?」
プルル「そうじゃなくてね。ウル・ルゥは合計50Mで売ってたら即決で買う、って決めてたんだよ。で、無駄遣いするにしても購入用の50Mには絶対に手をつけない。ってわけなのだよ」
桃「ほへ~、感情の赴くままに衝動買いするご主人にも見習ってほしいなぁ」
ミヤオ「あー、あー、聞こえない、聞こえない」
クヅル「というわけっすから今回の買い物は何の問題もないっすよ」
コオミ「そうですわね。……ひとつ問題があるとすれば
予想よりも早く露店に並んだことぐらいですわ」
ミヤオ「予想より早くって」
コオミ「実のところ、購入予定を立てた時は購入まで4~5か月ぐらいかかると見てましたの。供給の関係からどんどん値上げしたときにはとりあえず購入自体見送る予定でしたわ」
コオミ「それがまさか
衝動買いをしてからすぐに露店にならぶなんて……。いくら購入金額を持ってても立て続けに高額購入するのは想定外ですわ……」
ナギハ「……運命は気まぐれ。むしろ今回は予定の値段で買えたことを喜ぶべき」
クヅル「そうっすよ。これ以上安く買える見込みもなかったっすから、これで万々歳っす」
コオミ「その代わりにこの1週間で110M以上の出費、貯金の半分以上がとけましたわ。あはははは」
プルル「まぁ、今のところ他に購入計画はないしね。地道に貯金を再開する予定だよ」
クヅル「というわけっすから、ボク達のほうは当分衝動買いできないっすね」
ナギハ「……したらコオミの胃に穴が開くかも」
コオミ「あはは~、お金は~貯まった先から~きえて~いく~。ですわ~~」
桃「胃よりももっと大事な部分に穴が開きそうだよ!?」
ミヤオ「ふぅ、しかたないわね。こうなったら代わりに私が衝動買いを……」
桃「
しちゃダメだよ!?」