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ツムハ「ようやくLｖ110になれましたよ～」

空「要するにこれで転生できるってわけだ！やったじゃん！！」

ツムハ「そ～ですね～。まさか私が3番目に転生できるなんて思ってもいませんでしたよ～」

ツムハ「当初の予定ではミヤオさんが転生して高レベルになる→コオミちゃんかナギハちゃんをミヤオさんが養殖して転生させる→高レベルになったどちらかが私を養殖する。の流れでしたからね～」

空「2次のソロ狩りでも経験値がおいしいD海底洞窟のおかげってことだ！」

ツムハ「というわけで早速転生しにいきましようか～」

空「レッツらゴーだ！！」


～白き世界


レネット「イ　ヤ」

ツムハ「イヤですか～。それは困りましたね～」

空「おい、どういうことだ！事と次第によってはこの大魔王ソラ様が黙ってないぞ！！」

レネット「すべてを見抜くレネットちゃんアイでアンタが転生するにたる人物ってのはわかったわ。でも個人的に転生させたくないの」

ツムハ「なるほど～。ですが私は転生したいんですよ～」

空「そうだぞ！おとなしく転生のための試練を与えろ！えと、ヴェルレネット！！」

ツムハ「お願いします～。ヴェルレネットさん～」

レネット「ヴェルレネットゆーな！！」

レネット「はぁ、しかたないわね。とりあえず雲蒸竜変の証をもってきなさい。話はそれからよ」

ツムハ＆空「は～い」


～


ツムハ「というわけで露店で買ってきた赤札を使って早速クエかいしですよ～」

空「ふっふっふ、ディババリアを持つツムハなら敵の攻撃の一つや二つ余裕余裕！！」


～10分後


ツムハ「負けました～」

空「敵多すぎ！火力高すぎ！！バフも消されるしどうすればいいのさこれ！！！」

ツムハ「事前調査が足りませんでしたね～。ということでwikiをチェックです～」

空「ふむふむ、ソウルブレイクもリストリクトリバースも魔法扱いだってさ！」

ツムハ「つまりはリフレクションを維持するのが大事ってことですね～。後は索敵中にインビジブルを使って他の敵をあまり寄せないようにしましょうか～」

空「あとはたかってくるインスマウスは処分して魔防が高いプルルは無視と」

空「よし！リベンジだおらぁ！！」


～さらに10分後


空「失敗した！！」

空「折角ツムハがリフレク張ったのに即座にゼンやリカバリー撃っちゃった！」

空「その上ＭＰ切れのせいで回復できなくなって私が負傷！駄目だこれ！！」

ツムハ「しかたありませんね～。ここは原点に戻るしかないようです～」

空「それってまさか……」

ツムハ「私ひとりでの戦いですか～。いつ以来ですかね～」


～


レネット「……遅かったじゃない」

ツムハ「結局クエ3回中で5回の挑戦になりましたから～」

空「でも雲蒸竜変の証はきちんと手に入れたぞ！！」

レネット「……まあいいわ、最後の試練として私が相手になってあげるわ」

空「よし来た！！」

レネット「でも覚悟しなさい。生半可な戦い方じゃ勝てっこないんだから」

ツムハ「それはこわいですね～」

空「そんなこともあろうかとレネットの情報手に入れといたぞ！！」

ツムハ「それは大助かりですね～。どれどれ～」




これが武神人気NO.1アイドルレネットちゃんだ！

・レネットちゃんリフレクション…戦闘直後に使って相手の先制魔法を跳ね返すぞ！いきなり出鼻をくじかれるね！！
・レネットちゃんゼーレゲリヒト…相手のバフを消す上に沈黙とスタンを与えるぞ！魔法を使わせる気がないね！！
レネットちゃんディスペルオーラ…一定時間の間魔法攻撃ではダメージを受けないぞ！ホントに魔法を使わせる気がないね！！
レネットちゃん設置魔法…ラーヴァフロウとアイシクルテンペストを撃ってくるぞ！設置妨害面倒だね！！
レネットちゃんエッセンガイスト…瀕死状態になると1度だけHPが全快になるぞ！やる気がそがれるね！！


空「……あれ？SUの転生用ボスだよねこれ。魔法否定しまくり？」

レネット「だから最初に言ったでしょ、そうそう転生させる気はないって。転生したいならこれぐらい突破してみなさいな」

ツムハ「一応リフレクション、インビジブルブレイク、レイビングソードとそれぞれに対する対抗手段はありますけど～」

空「失敗したらまた雲蒸竜変の証からやり直になるから……」

ツムハ「となるとやっぱりあれしかないですか～」

レネット「え、あれってまさか……」

ツムハ「みんな大好き、ヘキサグラムからのバットイリュージョンです～」

レネット「やっぱり～～～～！！」


～


レネット「……負けは負けか。しかたないわね、フォースマスターへの転生を認めるわ」

レネット「……ホントに転生するの？」

ツムハ「いやいや、ここまで来て転生しないというのはさすがに～」

空「というかなんでそこまで難色示すのさ」

レネット「……昔、力におぼれておかしくなってしまった人がいたわ。私はこれ以上そんな人が増えてほしくないの」

ツムハ＆空「…………」

レネット「ま、詳しいことはネコもどきにでも聞けばいいわ。……でも絶対に力におぼれちゃだめよ」

ツムハ「心得ました～」

レネット「……間違ってもSAゼングレアーをリフレクかかってるのとかリフレク壁にぶっぱしちゃ駄目だからね～！絶対よ～～！！」

空「えっ、力におぼれるってそういう！？」


～飛空庭





ツムハ「というわけで無事転生です～」

空「あれ、あんまり変わってないような」

ツムハ「そもそも頭の輪は天啓のリボンで隠れますしね～。あと3枚羽では主張が激しそうなので2枚羽です～」

空「それって無理して110転生しなくてもよかったんじゃないの？」

ツムハ「いえいえ、いつか3枚羽を使う日も来るかもですよ～？」

空「ま、それもそっか」

ツムハ「ですです～」