ミヤオ「とうとうこの時が来たわね」
桃「あれから1年。長かったね」
ミヤオ「当時は何も知らずに参加した攻防戦だけど、まさかそれが全攻防戦中最大難易度だったなんて思いもしなかったわ」
桃「巨大化+自爆+エセリアルorディスペルするカボチャに最高難易度のボスラッシュパターン固定したうえで報酬の少ないウェストフォート固定だもんね」
ミヤオ「当時の駄文を振り返ってみると、20回ぐらい倒れたとかシンボル付近2回ほど全滅したとか凄いこと書いてるわね」
桃「3次職向けにアップデートされたと聞いてたけど攻防戦とはここまで恐ろしいところだったのかとすっかり思いこんじゃったよ」
ミヤオ「で、ハロウィンが終わったら無茶苦茶楽になったという……」
桃「でもまたあの恐怖が来るのか内心びくびくしてたよね」
ミヤオ「
だが今年は一味違う!!」
ミヤオ「
現在の私はイレイザーLv103!さらにパートナーも転生済みLv80以上!!」
桃「あたしと緑ちゃんだけだけどね」
ミヤオ「
そしてこれが今回の切り札!」
ミヤオ「
フィールドチャンプだ!!」
ミヤオ「夜パトで見当たり次第皆殺し+110武器作成時に無駄にDEM狩りをした結果、なんか手に入れたこの力。これでチャンプキラーをばらまけば戦況も楽になるって寸法よ」
桃「一応できるだけのことはしたよね」
ミヤオ「そうね、ぶっちゃけあと0.7%でレベルアップだけど細かいことはどうでもいいわ」
桃「いやいやそこはどうでもよくないよ!?」
ミヤオ「なにはともあれやれることはやったわ。それじゃあ行くわよ
新緑!!」
新緑『合点承知』
桃「……あれ、あたしは?」
ミヤオ「あ~、うん。基本はスタミナテイクでSP節約しときたいから」
新緑『リザ持ちの桃ちゃんは万が一の控え』
桃「う~、了解だよ~」
~
ミヤオ「
辛 勝」
桃「ふええ」
新緑『話以上の恐ろしさ』
ミヤオ「というよりフィールドチャンプの立ち回りが思ってたよりも難しすぎるわ。最初はチャンプが出てくる少し前に加護を宣言してから撒けばいいと思ってたんだけど」
桃「すぐ近くでチャンプと戦ってるのを予定を変えて加護を撒きに行くべきかどうかとか」
新緑『苦戦している別シンボルのとこに支援しに行くべきかどうかとか』
ミヤオ「特に35~40分がすごく悩みどころ。37分半に加護が解けて、でもチャンプが残ってる。かといってここで撒くと40分半、すなわちDEMIL一行が現れて30秒で加護が切れちゃうし」
桃「そんなときに『加護撒くから集まって』なんて言えるわけもなく。というかいう余裕すらないよね」
ミヤオ「今回はDEMIL一行に合わせて39分半に加護を撒いたけど果たしてどっちが正解だったのやら」
新緑『でもって戦況はかなり悪くて』
ミヤオ「戦果報告としては
死亡数:私、たぶん10回以上、桃、3回、新緑、2回。守ってたシンボルは2回壊されて、守ってた部隊も2回全滅したわ」
新緑『なお全滅タイミングはDEMIL一行襲撃時と55分の大量チャンプ襲撃時。当然シンボルもその時破壊された』
ミヤオ「結構強くなったつもりだったけど大した仕事ができた気分じゃなかったわ。恐るべしハロウィン攻防戦」
桃「でも全部参加予定なんでしょ?」
ミヤオ「そうね、頑張って最低後1回はチャンプで参加したいわね。不器用なりにも多少は助けになるだろうし」
新緑『WRP稼ぎガンバ』
ミヤオ「とりあえず当面のクエ消費は夜パト安定ねこれ。いや、別にいいけど」