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各月の日記

天神楽さんの日記

(全員に公開)

2015年
04月19日
17:01

駄文エクストラ31(ブリキとアイの話、其の3)

ブリキン「で、司令官が死にかけたってどういうことなのかしら!?」

桃「ちょっ、ちょっとまって!その話は当事者がいた方がいいから!!」





胡桃「えと、どうしたの?桃おねえちゃん」

若菜「ん、呼ばれてきたの」

山吹「あ~、このメンツ懐かしいわぁ」

桃「うん、あのときはまだ皆いなかったもんね」

ブリキン「当事者は全員そろったのね?」

桃「うん、ご主人が倒れた時にいたのはこれで全員だよ」

山吹「やっぱあの時の話なんな」

桃「それじゃ始めるね」





桃「あれはまだご主人が駆け出し冒険者だったころ、ご主人が倒れたことがあったんだ」

胡桃「マールおばあちゃん、……あたしたちの前のご主人の悪い心がご主人を苦しめてたの」

若菜「……ご主人、もう少しで死んじゃうところだったの」

ブリキン「そんな!」

山吹「のクセして、胡桃と若菜に飛空庭とかやり残してること色々押し付けとったけどな~」

ブリキン「あ、……そうなの」

胡桃「でも、その中に藍おねえちゃんのこともあったの」

若菜「ん、藍おねえちゃんの前のご主人を直してって頼まれたの」

ブリキン「アイの前のご主人を『直す』?それって……」

桃「うん、藍ちゃんの前のご主人は壊れたエレキテルだったんだ」

胡桃「しかも只のエレキテルじゃないの」

若菜「ん、『オリジナル』っていう怖いのだったの」

ブリキン「エレキテル……オリジナル……。って、まさかあのオリジナル!?」

山吹「知っとったん?」

ブリキン「知ってるもなにもエレキテルは同族のようなものだもの」

桃「それで直したオリジナルを停めなきゃいけなかったんだけど……」

胡桃「裁縫のおばさんが先にご主人を助けなさいって」

若菜「だからご主人を先に助けたの」

山吹「んで、後は復活したご主人がオリジナルを停めておしまい、ちゅうわけや」

ブリキン「そう、それで司令官は詳しいことを知らなかったのね」

桃「うん。エレキテル直したらってアドバイス受けた直後に倒れたから……」

桃「その上、目を覚ましたら今度はエレキテルを停めろだもん。本当にわけがわからなかったと思うよ」

山吹「ちゅうか、わけわからんってキレとったしな」







ブリキン「それにしてもオリジナルがあのオリジナルだなんて思いもしなかったわ」

胡桃「藍おねえちゃんはブリキンさんを見てオリジナルのことを思い出したんだと思う」

若菜「ん、ブリキンとオリジナルってどこか似てるの」

桃「まぁエレキテルとブリキングだもんね。似てるのは当たり前というか」

ブリキン「でもおかしくない?貴方達って魂の力を貰わないと駄目だったんじゃ……」

桃「うん、そのはずなんだけどね。でもどうして藍ちゃんが大丈夫だったかは、よくわかんないんだ」

山吹「オリジナルやったからが理由とちゃうん?」

胡桃「……多分藍おねえちゃんのことが大切だったからだと思うの」

若菜「ん、思い出をくれた時とても優しそうだったの」

ブリキン「……思い出?」

桃「あ~、その話はその話で長くなるからまたの今度ってことで」

ブリキン「ふぅん、そう。大体のことはわかったわ。ありがとう」







ブリキン「……『ぬし様』か」


~つづく
  • 駄文エクストラ

コメント

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2015年
04月19日
17:46

『オリジナル』は大体想像ついてましたが、『死に掛けてた』が繋がらず、何だろうと思っていたらそういう事でしたか。
ネコマタイベはやった時期によっては被る可能性があるんでしたね。
自分がやった時は実装当時だったので基本順番通りでしたから、あれをパラレルでやると大変そう。。。w

ちなみに自分は強化結晶集めでリアルに死に掛けていました。。。w(
当時は精錬も実装したばかりで強化結晶が軒並み貴重品だったので。
藍を手に入れるために四六時中、金策・乱獲してました、懐かしい。。。
エレキテルの部品もかなり貴重品でしたしねぇ。

さて、話を聞いたブリキンが何を想うか。続きに期待wktkしときます(

2015年
04月19日
19:16

>>1 ソリュードさん
コメントどもです。

双子イベントはなぜか他よりも優先度が高いですからね、私も思いっきり引っ掛かったクチです。
当時、藍イベで裁縫おばさんに相談するところで いきなりマーシャに拉致られました。しかもGGチュートリアルだったので初見なのになぜか顔見知り扱いという……。

なにげに、この時の突っ込みどころ満載の展開が駄文を書き始めたきっかけなんですよね。

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