タマキ「や~ん、オークションでなんにも買えなかった~」
ツキオミ「……いつものことじゃねえか」
タマキ「ぶ~。ツキオミちゃん酷くな~い」
ツキオミ「今まで先輩達で何回もオークション行ってるけどよ、結局競り落とせたことなんて1回だけだろ?」
タマキ「む~。それはそうだけどさ~」
アヅサ「ちなみに巫女子が何を買おうとしたのか聞いてみたり」
タマキ「何って、え~と。九尾ちゃんの黒白とワイルドカーだよん♪」
タマキ「黒九尾ちゃんは95Mぐらいまでならいいかな~♪って思ってたんだけどさ、よくよく考えたら前に80Mぐらいで売ってるの見かけたの思い出してね」
アヅサ「おもわずストップと」
タマキ「白九尾ちゃんはさ、黒九尾ちゃんのことが頭の隅に残ってたせいか100M以上出す気になれなかったの」
ツキオミ「ほぅ。だが白九尾の落札結果が105Mだったんだろ。こいつはかなりお買い得なほうじゃね?」
アヅサ「再販を考慮しても十分お安かったり。もう少し攻めてもよかったかもだぞと」
タマキ「それでさ、ワイルドカーも80Mぐらいで昔売ってたなぁって思ったから取り合えずそれぐらいを目安にちびちび攻めようととりあえず5Mを提示したら……」
タマキ「
一気に99Mまで跳ね上げられちゃった。てへペロ♪」
ツキオミ「インパクトに押し負けたか」
タマキ「それもあるけど~、むしろアタシもそんな風なアグレッシブ攻めをしてみたくなっちゃったなぁって♪」
ツキオミ「……絶対にするなよ」
~
タマキ「とりあえず買おうとしたのはこれぐらいかな♪」
ツキオミ「他はどうだったんだ?」
タマキ「んとね~。パートナーはもう持ってるのとかだったし、びっくりとかイリスとかは興味ないかな~って感じ?」
タマキ「あと金欠のせいで今回の軍資金120Mまでだから高額品には手が出せなかったの。ひんひん」
アヅサ「ところで巫女子は『出店するかも♪』と称してマチャ子の商品を持って行ったはずだが、それはどうなったと?」
タマキ「あ~、アレね。んとね、出品するの忘れちゃった。てへペロ♪」
ツキオミ「……いやそこは忘れるなよ。一応それの売り上げがあれば軍資金も増えてただろうによ」
タマキ「あ、な~るほど!ツキオミちゃんあったまいい~♪」
アヅサ「……この適当っぷりに流石のマチャ子も唖然とするのだった。おしまい」