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各月の日記

NADEさん@魔女服はいいぞさんの日記

(全員に公開)

2015年
09月23日
06:29

【プレイ日記】微笑の魔術師(長文)

整えられた赤い髪、切れ長の瞳、すらりとした長身
美形って言葉が似合う彼を見た時、何よりも綺麗な指先が私の目を奪った

赤と黒が印象的なマジシャン
アルカナハート・アルマ

氷の街『ノーザンプロムナード』での彼との出会いは…微妙に忘れてるけど、どんな出来事があったかは今でも覚えている
最後に嬉しそうな顔をして、普段通りのおどけた調子に戻った時「さっきの良かったのに」…なんて思ったっけ

その時は然程気にはしていなかった
けれど。今は違う
傍に居て、もっと外の世界を見せてあげたら…またあの時の素直な顔を見せてくれるんじゃないかな、と。強く感じてしまったのだ


どうしてそうなったかは分からない
ただ『何だか放っておけない』って気持ちだけが、心を燻らせていた


―――――――――――――――――――――――――

アップタウン架道橋、アイテムチケット交換機前
今日も、青空とそよ風が街全体を優しく包んでいた


「…で、ご主人」
とんがり帽子の小さな少女、ダンプティー・アルマ。アウラと命名された彼女は心底呆れた顔で主人と呼ぶ少女に声を掛けた

「これはなんなんだ?」
「んっと。サーカストップス(赤紫)、サーカストップス(赤紫)、サーカスソックス(赤紫)、後おしゃぶりロリポップに…」
「なまえはしってるぞ」
「そっかー」
微笑を浮かべながら、『ご主人』の少女はダンプティー・アルマに返事をする
声色こそ普段の調子ではあるが、どこか震えていた気がするのは。恐らく間違いではないだろう
ダンプティー・アルマは主人の様子を無視して会話を続けた

「くじか?」
「はい、サーカスくじで御座いますすみませんでした」
突然のDOGEZAと告白。どっちが主人なのか分からなくなる光景

「見事なまでに爆死。せめてテントくらい来てくれてもバチは当たらないと思うの?!うん!」
「・・・・・・・・・・・」
仕舞いには負け惜しみである
小さな少女の白い眼差しが主人に刺さった
「痛い!!アウラに睨まれるのは可愛いし嬉しいけど痛い!!後、お財布はもっと痛い!!」
「・・・・・・はぁ・・・」


主人の少女は、今までくじを回す事は殆ど無かった
どうしてそうなってしまったのか。ダンプティー・アルマには分からない
ただ、必死な様子は痛い程に伝わってきた


―――――――――――――――――――――――――




流石に何をやっても上手くいかないのは、辛い
何でびっくりBOXは、カエルとベジスティックとプライベートダンジョンつくーるばかり出すんだろう?

交換機はどうして、サーカストップスばかり吐き出すんだろう?

イリスカードも試した。ボックス買いでSR一枚だけ…って酷くね??


「あぁ…そうか…」
アップタウン上空の、澄んだ青い空が目に染みる
ベンチに腰掛けながら私は薄々気付いてしまった

「いざって時のリアルラック。低いんだよね…私」

途方に暮れた末、私は最終手段に走る事にした



―――――――――――――――――――――――――


「まずはゴーレムカタログ広げるよ!」
「アウラ。そっち幾ら?」
「ああ…相場そんなに高くないのか…」
「後。倉庫!売れそうなの持ってくるからこのリスト調べて貰って良い?」
「うわぁ…これ売るの?や。うーーーーーーーーーーーーーん…」

「お揃いの服だけは 売っちゃいけない気がすると言うか、売るな!」
「その他だと―――」



手に入らないなら、手に入れる為に奔れば良い


金になる事は全部やった(狩りはしていない)
持ってる物は可能な限り全部放出したし、売った
それでも足りないなら、他者を頼れば良い

正直取引なんて今までやった事が無かった
上手く出来るか不安だった。けれど、皆丁寧で優しかった
今思うと良い人に巡り合えたのは、運が良かったのかもしれない

リアルラック低いのに?…いやいや、ひがむのいくない


そうして





「ヤ☆」



その<人>は、別の冒険者に寄り添ってた人だった
普段の雰囲気からは分かり難いけど、自分よりも実力のある人だと一目見て分かった

そして、前の主人である冒険者が羨ましくもなった
アルカナハート・アルマが彼と別れた瞬間、最後に主人を見る眼差しがとても優しかったから。きっと大切に育てられたんだろうなと感じられた


今度の主人はとってもへっぽこ
魔法使いでもあるから相性はイマイチかもしれないけど…これから彼も外を周る際の共にしていきたい

―――――――――――――――――――――――――











「カットバックドロップターーーーーーーーーン!!>ヮ<」
※しません


で、早速遊ばれてます←

そんなこんなで彼の入手までの間、イリスカードお取引にご協力下さった方々。快くアルカナ君渡して下さった方、ゴーレムショップで買って下さった方々
本当に有り難うございました!!(土下座)

―――――――――――――――――――――――――

オマケと言う名の蛇足

「ところでボク、何でゴミ箱に入ってるのかナ~☆」
「ごめんなさい。SS開いたらそれしか画像保存されてませんでしたw」

という会話が有ったとか無いとか
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  • SSもどき

コメント

1番~2番を表示

2015年
09月23日
12:29

そうか、やっぱりイリスは儲かるのか・・・・・・。

2015年
09月23日
14:26

んー
ワンボックスでSRが10枚…とまでは行きませんが、4、5枚は当たらないとかなり厳しいですよ…?

弾によっては誰も買い取らないカードも多数存在しますし、「チャージポイントキャンペーンのついで、運試ししてみるかー」等の軽い?感覚で「当たったらラッキー」程度の割り切りをしないとガチで凹みますw

個人的には、ゆっくり時間を掛けても問題ない様でしたらスタンプ狩りやイリス紙片狩りをオススメします!
或いは課金アイテムのゴーレム販売ですね(`・ω・´)

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