正月ドラマの坊ちゃんを見た。
俺は、ああいう男は嫌いじゃないな。
俺もだ。
ああいう小説なんか、せいぜい高校の頃に読んだくらいで、内容なんか忘れてたんだけども、ああいう話だっけ?
俺に聞くなよ・・・
夏目漱石が書いたからって、取り立てて凄く深い内容ってワケでも無かったよな。
それを言ったら、紫式部だって清少納言だって、そうだろ?
マドンナって、男について一緒に行っちゃうっけ?
あんな行動は明治の女性は出来ないんじゃねーか?
父権の強い時代だし・・・
そもそも、マドンナって小説では頻繁に登場すんのか?
面目ねーが、覚えてねーんだよなー・・・
坊ちゃんを世話してた婆ちゃんみたいに、その後が明記されてないキャラは、どうとでも想像できるからなー
そこはテレビドラマで勝手にやった演出じゃねーか?
もう一回、原作を読み直してみるか。
テレビの坊ちゃんで言うなら、最後の教頭へのイタズラは良かったな。
生徒のいたずらかw
あれは坊ちゃん相手の時は誰も名乗り出ないよな。
坊ちゃん風に言うなら、生徒は卑怯な奴らだった。
謝るときも自分達がやったと認めてなかったし・・・
そうなんだ。
そこがよー、なんかあの赤シャツの教頭の性格と重なってイラッと来てたんだよな。
生徒=教頭って感じで。
ところが教頭が教壇に立ったとき、坊ちゃん相手にやったイタズラを、そっくり教頭にやったろ。
おお、それで誰がやったと問われて、今度は一人、また一人って立つんだよなーw
あの時の生徒達が、今度は坊ちゃんに重なって見えてなぁw
そうそう!!
坊ちゃんと、もう一人の先生は、ケンカを扇動したと教頭に言われたせいで退職することになったけどさ。
結果を見れば、坊ちゃん達は教頭に敗れて去って行くようにしか見えないんだけども・・・。
その代わりに担当してた生徒達全員に、自分の気性を植えつけてったっていうか。
数十人の分身を残していったというか。
そこが小気味良いって思ったなー
ああいうのは感化された個人の性格で終わらずに、その学校の気風になっていきそうだよな。
先輩から後輩へってさ。
最後の1シーンだけで、面白いと思えたドラマだったなぁ
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