タランチュラ「あ、ミヤオさんたちが何か話してる」
タランチュラ「何話してるんだろう?ちょっと盗み聞きしちゃおうかな」
タランチュラ「本当はあまりよくないけどね。どれどれ……」
~
ミヤオ「やっぱタランチュラって少し浮いてるわよね」
ホラキ「まぁ誰の目で見ても明らかではあるな」
ツムハ「ほえ~、意外ですね~」
~
タランチュラ「……予想外に重い話題だぁ」
タランチュラ「ていうかわたしってそんなにも浮いてたんだ……。知らなかった」
タランチュラ「うぅ、マジメにやってたつもりだったのに……。それともまじめにしてたのがいけないの?」
~
セヴンス「おいおい、ホントにタランチュラが浮いてたのかです」
ミヤオ「ホントのホントよ。具体的にはライド状態のブリキンぐらい」
ホラキ「……流石にそれは言いすぎだ」
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タランチュラ「ライド状態のブリキンさんぐらい!?」
タランチュラ「ライド状態のブリキンさんって思いっきりモンスターなんだけど……。ソレぐらい浮いてるわたしって一体」
タランチュラ「……マジメにやってたのがいけなかったのかなぁ?」
~
ツムハ「しかしどうしてタラちゃんさんは浮いてるんですかねぇ~」
セヴンス「ぶっちゃけ謎だです」
ホラキ「いや、流石に仕方ないだろ。なにせタランチュラは……」
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タランチュラ「!?」
タランチュラ「わたしが浮いてる原因わかってるんだ!ちゃんと原因を知れば解決できるはず!!」
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ツムハ「タラちゃんさんは……、あ~あれですね~」
ホラキ「ああ、タランチュラは
シーホースのモデルを流用してるからな」
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タランチュラ「……えっ?」
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ミヤオ「とはいっても他のモーションは割りと作り直されてるのよね。なのに戦闘時のモーションはシーホースの流用まんまだから何故か宙に浮いてるという」
セヴンス「ならば何かしらの理由があるにちがいないぜです」
ミヤオ「ところでタランチュラって戦闘時にはスカートの蜘蛛の巣の飾りが消えてるのよね。つまりこの蜘蛛の巣の糸で宙吊り状態になってるんだと思うんだけど」
ツムハ「なるほど~」
セヴンス「いやいや、見えない糸をあたりに張り巡らせてソレを足場にしているかも知れないです。むしろそっちのほうがかっこいいぞです」
ホラキ「だが問題は開けた場所だと糸を張り巡らせるのも糸で吊るのも極めて困難だという事か」
ミヤオ「う~ん、糸は上空の飛空庭から吊ってるとか。勿論天井がある場所なら天井で」
セヴンス「あとあくまでも浮いてるのは戦闘時だけだったかです」
ミヤオ「そ、戦闘中の移動時はわざわざ普通に走るのが謎に拍車を掛けるのよ」
ホラキ「要するに浮きながらの移動は出来ないわけか」
ツムハ「う~ん、考えれば考えるほど謎が深まりますね~」
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タランチュラ「…………」
タランチュラ「浮いてるは浮いてるでも浮いてる違いだコレ!?」
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