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- 2016年
04月07日
22:25 翌日 サンドラ:みつからねぇえええええ!!!! シフォン:朝から夕方まで走りっぱなしッスよ・・・。 エコ :いや、お前足無いだろ。 ラナ :ASにこれはちときついとです・・・。その夜 サンドラ:結局、また手掛かりも無いまま夜が来てしまった・・・。 ラナ :夜になると流石に探すのが困難だからね・・・。 シフォン:・・・。 エコ :ふぁぁ・・・。 サンドラ:ごめんね、エコちゃんも手伝わせちゃって・・・。 エコ :大丈夫・・・。でも眠いかも・・・。 シフォン:ああやっぱり、何か違和感を感じると思ったッスが・・・。 サンドラ:ん?どうしたんだい?シフォン。こっちを見て・・・。 シフォン:サンドラ、今夜ッスね? サンドラ:ん?確かにそうだけど、それがど・・・ サンドラ:あれー!? サンドラ:夜モードじゃない!?なんで!? ラナ :あ、ほんとだ!! エコ :←びっくりして起きた シフォン:昨日感じた違和感はそれだったッスね。 サンドラ:なんでー!?なんでー!?えー!? サンドラ:こ、これはもしかしたらサンドラット特有の病気・・・。 シフォン:ちょ、ちょっと落ち着くッス!! ラナ :そういえば、私に挑発しかけてきたサンドラ、思い出したら夜モードだったような・・・。 シフォン:明日、被害を受けた人達に、聞いてみたほうがいいッスね。次の日 おじさん:その時のサンドラちゃんの色・・・?確かに黒かったような・・・。 おねえさん:そういえば、尻尾が光ってたような・・・。 おにいさん:確かに、紺色っぽかったね・・・。 サンドラ:間違いない、犯人は・・・。 サンドラ:夜モードのアタシだ!! サンドラ:え、どういう事? ラナ :サンドラがサンドラで、サンドラ・・・? シフォン:どういう状況かわかりにくいッスね・・・。 エコ :元々サンドラは二人存在していたこととなる・・・?いや、しかしサンドラの体重は平均的なアルマの体重に近く、質量保存の法則では理論が肯定できない・・・。いや、まてよ、今のサンドラの体重は半分・・・?(学校帰り) サンドラ:なんかよく分からなくなってきたけど、つまり夜モードのアタシを探せばいいって事だよね? シフォン:でも、解ったとて、一昨日、昨日と走り回ったッスよ?それでも見つからなかったッス。 ラナ :確かに、あれだけ走り回って見つからなかったのに、そんな簡単にはみつから・・・。 ラナ :居たぞおおおお!!! 夜サンドラ:げっ!?しまった!!尻尾が!! 夜サンドラ:流石に多勢に無勢では分が悪い、ここは逃げるよ! ラナ :しかしまわりこまれてしまった。 夜サンドラ:っげ!! シフォン:よし、こっちは自分達が抑えるッス!エコちゃんはそっちから捕まえるッス!! エコ :りょーかい!! サンドラ:凄いコンビネーションだ・・・。 夜サンドラ:はぁ・・・。 夜サンドラ:忘れられちゃ困るよ?お嬢さん。 夜サンドラ:アタシが得意としていることは・・・。 エコ :つかまえ・・・。スピード!! エコ :うわぁぁぁ!!! ラナ :エコちゃん!? シフォン:大丈夫ッスか!? エコ :いたたた・・・。 夜サンドラ:・・・。 夜サンドラ:ほらほら、捕まえてごらん。のろまちゃん。 エコ :(カチッ) エコ :野郎オブクラッシャアアアアアアアアアアアアアアアア!!!! 夜サンドラ:あっはっは。そんな事しても追いつかないんだよねー。 夜サンドラ:んじゃーね。さようならー。 ラナ :うおっ!?足速!!! シフォン:素早いッスね・・・。もう見失ったッス・・・。 エコ :あの野郎、見つけたら確実にミンチにしてやる・・・。 ラナ :しかし、直ぐに逃げられて追いつけそうも無いなぁ・・・。 シフォン:敵に回すと厄介ッスね・・・。 シフォン:どうするッスか?サンドラ。 シフォン:あれ・・・?サンドラが居ないッスよ・・・? ラナ :え? 夜サンドラ:ふぅ、ここまでくれば大丈夫かな・・・。 夜サンドラ:よーし、またイタズラするぞー!残念だけど、そうは行かないんだよね。 夜サンドラ:!? サンドラ:アタシも例外じゃないんだよね。足が速いのは。 夜サンドラ:そうか、振り切ったと思ったけど、追いつける奴も居ることを忘れていたよ。 サンドラ:どうしてイタズラばかりするのかな? 夜サンドラ:どうしてマジメに働くのさ。 サンドラ:困っている人を助けたいから。 夜サンドラ:自分が頑張っている所を皆に認められたいから。 サンドラ:その頑張りはアピールしなくても、きっと認めてくれる。 夜サンドラ:でも認めてくれないかもしれない。 サンドラ:皆は確かに、たまにおどけたりするけど、とってもいい人達だよ。 夜サンドラ:上っ面だけがいい人ぶっている。不要ならモンスターとして処理される。 サンドラ:私が皆を助けると、皆喜んでくれる!! 夜サンドラ:喜んだ振りをして、利用してやろう。 サンドラ:そんな事は無い!!皆優しいし、いい人だから・・・!! 夜サンドラ:経験目当てのために、昼夜問わず追いかけられる、皆?皆いい人? サンドラ:アタシは・・・ 夜サンドラ:怖い。 サンドラ:本当にここに居ていいのか・・・ 夜サンドラ:解らない。 サンドラ:頼りにされなくなることが・・・ 夜サンドラ:怖い。 サンドラ:私は・・・ 夜サンドラ:人間が サンドラ:怖い!! 夜サンドラ:アタシは、そんな心から生まれ、アタシの夜の姿を乗っ取った。 夜サンドラ:もう一つの想い、アナザー。 サンドラ:知ってるよ・・・。 サンドラ:私は・・・ 夜サンドラ:人間が サンドラ:怖い!!・・・けど・・・。 サンドラ:信じてる。 夜サンドラ:・・・。 サンドラ:ラナ、シフォン、エコ、ルカ、カノン、そして皆を・・・。 サンドラ:信じてるよ!! 夜サンドラ:決着を付けようか。この世にサンドラは二人も要らない。 サンドラ:そうだね。決着を付けよう。たぁあああ!!! てりゃああああ!!!! サンドラ:・・・。 夜サンドラ:あーあ、負けた・・・。痛い。 夜サンドラ:でもさ、仲間に支援をもらうのは・・・。 夜サンドラ:反則じゃぁ・・・ないかな・・・。 サンドラ:ラナ・・・。ありがとう・・・。ギュ。 サンドラ:わ、どうしたのラナ・・・!急に抱きついて!! ラナ :心配しなくていいから!! ラナ :私、どんなことがあっても!! ラナ :貴方を手放すような真似は絶対しないから!! サンドラ:・・・。 夜サンドラ:絆・・・仲間の絆か・・・。夜サンドラ:アタシの心配なんて、無用だったわけだ・・・。 夜サンドラ:・・・。 サンドラ:ほら、謝れ!皆に謝れ! 夜サンドラ:えー・・・。やだなぁ・・・。 サンドラ:なんで!! 夜サンドラ:だって・・・。 夜サンドラ:自分の悩みが解決したし、時間切れって奴だね。 サンドラ:え、消えかかって・・・! 夜サンドラ:じゃぁねー。後はうまくやれよー。アタシ! サンドラ:あ、コラ!!逃げるなー!! サンドラ:・・・。 シフォン:はい、サンドラ。月光石。 サンドラ:おお!!夜モードだ!!元に戻れたよ!!! サンドラ:ええっと、別のアタシだったけど、結局アタシが悪いことになるから・・・。ここは変わりに・・・。 サンドラ:ごめんなさい!! おじさん:なぁ、サンドラちゃん。ワシも歳でな・・・。 おじさん:サンドラちゃんが笑ってくれないと元気でないんだよ。 おねえさん:お花の事は大丈夫だから、顔を上げて?サンドラちゃん。 おにいさん:うーん、そうだな。割れた陶器は・・・よし、今度体験でサンドラちゃん、陶器焼きを手伝わないか?給料も奮発するぞ? 少女 :サンドラおねえちゃん。また一緒にあそぼ? サンドラ:皆・・・。 サンドラ:皆、ありがとう!!! ラナ :私も大事な抱きぐるみが帰ってきたし、これで一件落着だね。 シフォン:数日動き回って疲れたッス!帰るッスよ!! サンドラ:そうだね。かえろうかー。 サンドラ:ラナ、ありがとう。 ラナ :なーに、家族として当然の事を言っただけです。 ラナ :あ、でも一番はシフォンちゃんなので、その辺忘れないように。 サンドラ:はいはい。 シフォン:そういえば、エコは何処ッスか? 二人:あ。 エコ :ああああぁああぁあ!?あの糞鼠、上等じゃねぇかぁあぁあよぉぉ!!!やってやんよゴラアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!11 サンドラ:今、凄く身の危険を感じた・・・。
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