ミヤオ「なんか、つい暇だったから気まぐれにワイズ・スフィンクスをお迎えしてみたわ。なんだかんだで安かったし」
桃「えぇ~」
ワイズ「くふふ、私が来たからにはもう安心……」
クヅル「
そのスフィンクスはボクが預かるっすよ!!」
ミヤオ「来んなバカ!!」
ワイズ「……どういうことにゃ?」
クヅル「どうせだからスフィンクスはボクのアカウントに集めるっす!スファルもワイズも今後入手するスフィンクスも全部っすよ!!」
ミヤオ「なにふざけたことぬかしてるのよ!」
クヅル「い~や、こればかりは譲らないっすよ!!」
桃「何この茶番」
ワイズ「当事者を放って置いて何やってるにゃ」
ミヤオ「だがしかし、こっちにはかわいいシャボタンがいるのを忘れてないでしょうね!」
シャボタン「しゃぼ!?」
桃「また鉢植え喰らわされるよご主人」
ワイズ「アルマを食べれるわけないにゃ。もう少し常識的にものを考えろにゃ」
ミヤオ「……シャボタン出されただけで即食べる発想に走ったあんたのほうが常識的にアレよ」
シャボタン「うぅ……、でもサボテンを食べられるのはいやだなぁ」
クヅル「だったらこっちに来るっす!サボテンはないけどフカヒレならあるっすよ!」
ワイズ「はぁ?フカヒレとか全然わかってないにゃ。あんなの脳筋バカがありがたがってるだけにゃ」
桃「わぁ、いうねぇ」
スファル「
ちょっと待てにゃ!!」
クヅル「スファル!?一体どうしたっすか!?」
スファル「さっきから聞いてたらオワコン魔法バカが好き勝手言いたい放題で気に入らないにゃ!!」
ワイズ「……誰かと思えばろくに魔法も使えないオワコン脳筋バカじゃにゃいか。主人対象にスピードエンチャントも使えない奴が何のようにゃ?」
スファル「はっきり言うならお前のようにゃオワコン魔法バカはこっちからお払い下げということにゃ。今求められてるのは物理にゃ。ErGlルチアナザーの超火力で奈落ボスをボコるのがいまのトレンドにゃ!!」
クヅル「……何の話っすか?」
ワイズ「はぁ、コレだからオワコン脳筋バカは困るにゃ。超火力をたたき出すためのバフや属性操作は全部魔法にゃ。つまり魔法なくして物理は成り立たないにゃ」
ミヤオ「……わけ分からない方向に話が流れたわね。あと一応アーチャー系も属性ライズ技使えるし、バフも全部が全部魔法じゃないから」
スファル「何いってやがるにゃ!竜眼開放も点火も詠唱速度が遅いSUの分際がにゃあ!!」
ワイズ「レベル差命中減少減イリスがないと高レベルボス相手にまともに攻撃を当てれない物理がナニをほざくにゃ!!」
スファル「頭でっかち!!」
ワイズ「脳みそ筋肉!!」
シャボタン「いつまで続くんだろコレ?」
~
ワイズ「……ぜぇぜぇ」
スファル「……はぁはぁ」
ミヤオ「あ、終わった?」
ワイズ「……決めたにゃ」
クヅル「何をっすか?」
ワイズ「私はクヅルのところにお世話になることにするにゃ。そしてこの脳筋に魔法のほうが凄いことを知らしめてやるにゃ」
スファル「はん、望むところにゃ。パートナーもプレイヤーも今は物理の時代だという事を思い知らせてやるにゃ」
クヅル「……ようするにワイズもボクのところに来るという事で間違いないっすね?」
シャボタン「みたいだね」
ミヤオ「……私がお迎えしたのに」
桃「まぁ、ご主人のとこには他にも色々いるからいいじゃん」
クヅル「まぁ何はともあれ、ワイズもよろしくっすよ!!」
ワイズ「コレからは毎日3食サボテンにゃ!こればかりは譲れないにゃ!!」
スファル「3食フカヒレに決まってるにゃ!お前が妥協しろにゃ!!」
クヅル「……なんだか前途多難っすね」