ホラキ「イメチェン……、私が?」
茜「そうよ。だってホラキってばずっと同じ格好のままじゃない」
ホラキ「今の格好も気に入って入るのだがな。それに同じ格好のままなのはツムハも一緒なのだが……」
ツムハ「そ~ですね~」
ミヤオ「まぁ、結局はそれはそれでこれはこれって話よね。丁度珍しく安めで紹介状を入手できたんだからそれでイメチェンしてきなさいな」
ホラキ「ふむ、そこまでお膳立てされては仕方がないか」
~十数分後
ツムハ「ホラキさんはどんな感じになるんですかね~。気になりますよね~茜さん」
茜「そりゃあ気にならないわけはないけど、何であたしに話振るのよ?」
桃「なんでって、茜ちゃんってホラキと一番仲いいし」
空「とーぜんツムハがイメチェンする時はパートナーであるあたしにネタが振られるのだ!!」
ミヤオ「つまり空にはネタ振りしなくてもいいと」
空「何故に!?」
???「相変わらず少し目を離すと騒がしくなるなお前達は」
ツムハ「ようやくのお帰りですか~」
ホラキ「ただいま戻ったぞ。とりあえず衣装は有り合わせでまとめたがおかしなところなあるか?」
ミヤオ「……そういえばあんた女子だったわね」
ホラキ「ぶん殴るぞ」
ミヤオ「冗談よ冗談。だからレンチ取り出すのはやめなさいって」
桃「まぁまぁ、大丈夫大丈夫似合ってるよ」
茜「そうね、あえて言うなら靴周りも統一感を持たせるようにしたほうが良かったんじゃない?」
空「おおっとここで素直になれない辛口評価!」
ホラキ「ちなみにだが、白なら庭で掃き掃除をしていたからあまり騒ぐと聞こえるかも知れんな」
空「はい黙ります」
ホラキ「ふむ、全体的に反応は良好か。……ならば別に構わんか」
茜「どうしたのよ、何か気になる部分でもあるの?」
ホラキ「ああ、この髪型だといつもの服装がな……」
ホラキ「ありかなしかといえば一応ありだとは思うのだが。どうだ?」
ミヤオ「まるで女子が男装してるみたいに見えるわね」
桃「以前のワーウルフの髪型は男キャラの髪型だったもんね。アーチンの髪型はボーイッシュ止まりな感じかなぁ」
ツムハ「それよりも正装に合わせるにはやや粗雑な印象の髪型になりますね~」
ホラキ「その通りだ。まぁ気に入らなければ以前の衣装の時は髪形も戻せばいいだけの話しなのだがな」
茜「なら別に良いじゃない」
ホラキ「それでも、色々考えてしまうこともあるという事だ。まぁ余計なことを言って少し混乱させてしまったかもしれんな」
ミヤオ「ま、そういうのもよくあることよ。ところでホラキ」
ホラキ「なんだ?」
ミヤオ「あんた何ちゃっかりと元の格好に戻ってるのよ」
ホラキ「……やはりこの格好が一番気に入っているからな」
ツムハ「イメチェンの意味がなくなりましたね~」
ホラキ「なに、時々は別の衣装を着るときもあるだろうさ」