※メインストーリーを進めていくお話。
以下、ネタバレ注意です!
まだやってない方はご自分でやられた方がいいかと思います!ティタは考えていた。また父親と一緒に過ごせたら…そのためには父を縛るECOタウンをどうにかせねば、と。
だが、まだ解決策を考える材料、知識がない。
世界を見て、勉強しよう。そう、また冒険を始めよう。
意外と行動派である自分自身に笑いながら、兄であるタイタスに冒険に出かけてくると告げる。

今日の彼はご機嫌のようだ。あっさりと外出許可を貰う事が出来た。
そしてティタはすぐに部屋を出ていくのだった――。
ああ、シスコンのタイタスがそんなミスをしてしまうなんて。
というかミスでもなんでもないし。
早く妹離れしなよ。
まぁ確かに僕が一目惚れしちゃう容姿だし、性格天使だし?心配する気持ちもわからないでもないけど。
外出許可しちゃったから今更手のひらを返したくない、というタイタスの代わりに様子を見に行くことに。
ティタ!ちょっと待って~。ほんとに今から行くの??
どうやら一人で行く気みたい。エミル世界をあんまり歩いたことないからエミル世界に行ってみるんだって。
それにしても最初の目的地がエミルの家って…
それ冒険じゃなくてただ遊びに行ってるだけじゃん…。一人で冒険するんじゃなかったっけ。
きっと恋する乙女の思考ね。
なんだか恋路を邪魔するようで申し訳ないような気がするけど、
こちとらタイタスにお守りを頼まれてるんでね。
ついて行かせてもらおうか。
そういえばこのニンジンさんのタンクトップ?エミル君が着るんだよね?
ふふ、なんか可愛い。
ティタ、家の前でどうしたの?
尋ねたらエミル君は留守みたい。それは残念だったね。
いつもいつも家に籠ってるわけじゃないだろうからね。
ティタと一緒にしょんぼりしてたら、そこに突如青年の怒鳴り声。
揉め事かなぁ…面倒だな。