ミヤオ「超久しぶりにオークションやってたから行ってきたわ」
桃「わぁ久しぶり。確か前回は1年位前だっけ?」
ミヤオ「確かそれぐらいね」
桃「といってもご主人いつも買えずじまいで終わってるよね」
ミヤオ「あまいわね桃」
桃「何が?」
ミヤオ「なんと今回は出品側での初参加をしたのよ!」
桃「なんだって~!?」
桃「それで何を出品したの?」
ミヤオ「切り替え早いわね……。まぁいいわ。今回の出品は『オフロードバギー[R3]』4枚セットよ」
桃「ああ、あの鎧買った時についてきたおまけ!」
ミヤオ「ええ、ゴーレム露店で並べてたけど全然売れないからつい面白がってじわじわ値上げしてみたけど、結局売れなかったアレよ」
桃「そりゃ値上げなんかしたら売れるわけないよ……」
ミヤオ「それでも非アセンブル単価で見たら十分割安だったんだけれどねぇ」
ミヤオ「とまぁそんな需要も供給もないけど入手難度が無駄にある品を出品してみたわけよ」
ミヤオ「当然商品アピールも欠かしてないわ。さらにアセンブルしたらそれはそれで有用だときちんと説明したもの」
桃「それでいくらで売れたの?」
ミヤオ「
500Mよ」
桃「おぉ~」
桃「……安くない?」
ミヤオ「そうね、1枚125M。非アセンブルで考えたら1枚3Mちょい。集める手間とアセンブルにかける費用を加味したら随分お得な買い物といえるわね。落札者の人視点では」
ミヤオ「とはいえオークションってそういうものでしょ?ノリにのった人がヒートアップするか、吊り上げ役のサクラでもいないと基本的に買い手側が買ってもいい値段しか付きようがないわけで」
桃「いやいや後者はいろんな意味で駄目だよ……」
ミヤオ「なんだかんだで今回の出品は私的にも実質仕入れ値タダみたいなもんだったしそこまで痛くはないわよ」
桃「そっか~」
ミヤオ「……本音を言うなら800M、いや600Mぐらいになって欲しかったけど」
桃「……ご主人」
ミヤオ「あと反省点をあげるならオークション中盤に出品したほうがよかったかもしれないわね。多分そのころが一番人が多かっただろうし、今回の出品は相手を選ぶ品なわけだったし」
~
ミヤオ「それに別に悪いことばかりじゃないのよ」
桃「そうなの?」
ミヤオ「裏を返せば私も安値で落札できるというわけで」
ミヤオ「
トップアイドル・リリーを210Mで落札したわ!!」
リリー「落札したって言い方、少しいやらしいわね」
デイジー「きゃあ♪りりーさんだぁ~」
リリー「あらデイジーじゃない」
桃「確かにリリー210Mは安いほう……かな?あ、でも一応古びたコイン換算だと1Mちょいだから安いのか」
ミヤオ「記憶が確かなら複アカ軍団で古びたコイン暴落時代ぐらいの値段がそれぐらいだし、それにそもそもの話デイジーのほうが人気なのかリリーの出品自体がまれなのよね」
リリー「うぐっ」
デイジー「そんなことないですよ。リリーさんのほうが私より全然人気ですってば~」
リリー「慰めなくてもいいのよデイジー……」
桃「……ご主人、言葉選んだほうがいいよ」
ミヤオ「……みたいね」
ミヤオ「まぁともかく、あんまり高値では売れなかったけど結構安値でお迎えできたから結果的にはオーライってとこかしらね」
桃「だね」
ミヤオ「とはいえど問題はリリーをどう扱うかよね……。デイジーとステスキル同じだから普通に支援型だとデイジーと丸被りだし、かといって物理で殴らせるのも……」
桃「う~ん、折角そろえたんだから別々のアカウントにするのも微妙だよね……」
リリー「なんだかワタシ残念な子扱いされてる気がするわ!?」
デイジー「そんなことないですってばぁ、りりーさぁん!!」
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