サザネ「さてアナザーを使えるようになったところじゃが、そのままアナザープロローグを進めるのじゃ」
クロノス「……普通逆よね。プロローグを終わらせてからアナザーを使えるようにするのが自然な流れだし」
サザネ「その流れのほうが自然なのは事実じゃがのう、正直なところその順番にこなす利点がほとんどないのじゃよ」
サザネ「それこそLv95からプロローグイベントを始めてそのままLv100になるのでなければの」
クロノス「……ああ、そういえば君もうすでにLv100だったわね。だから先に知りたがりの少女をクリアしたのね」
サザネ「その通りじゃ。そしてぶっちゃけるならプロローグを進める必要などどこにもないのじゃがな。プロローグは経験値ボーナスが有効ゆえ今のうちならばそこそこ美味しいはずじゃ!」
クロノス「……もしかしてメインストーリーを転生後に回したのって?」
サザネ「実のところフィーバーに間に合わせるためじゃな」
クロノス「なるほどね」
~
サザネ「というわけでスタートじゃ!まずはDノーザンの敵300体!!」
クロノス「……前回の殲滅クエで躊躇なくパートナーとれーるを使ったのって」
サザネ「元々こっちで使う予定じゃったからのぅ。少しぐらい使うのが早くなっても問題あるまいて」
クロノス「チクショウ!!」
サザネ「と、こういう具合にDノーザンはクロノスにまかせっきりで楽勝じゃ」
サザネ「そして次はインスタンスダンジョンじゃな。ここではボスとしてイレギュラーがでるのじゃが……」
クロノス「どれだけHPがあるかは知らないけど、前回みたいに長期戦覚悟なわけ?」
サザネ「カッカッカ、ここでこれの出番じゃよ」
<癖はあるものの、安くて強いのじゃ! サザネ「
ステラアナザーじゃ!!」
クロノス「……ああ、先にアナザーを使えるようにした理由ってこれのためだったのね」
サザネ「クロノスは話が早くて助かるのう。さよう、ページ経験値がもったいないのもあるが、アナザーの力を使えば火力不足もカバーできるのじゃ」
<パカーーーー!? サザネ「ほれこの通り、イレギュラーも2発でダウンじゃな」
クロノス「……アナザーを使っても2発必要なのね」
サザネ「まだまだ成長途中じゃからのぅ」
~
サザネ「そしてフィーバーが始まったところでインスタンスDのクエ報告をして、そのままゴーゴーじゃ!」
クロノス「Dイーストはディメンションロックのリフ壁が怖くて見つからないように慎重に狩りをしたわ。エミドラ戦が地味にトラウマになってるわね」
サザネ「Dサウスになると流石にクロノスにまかせきりではつらくなっての。デフィートとデッドマーチで支援が必要になったのじゃ。その後のインスDはまかせっきりでも問題なしじゃが」
クロノス「そうなるととれーるを使った意味も半分なくなるわね。とDカーマインもサザネがデドマで動きを止めて私が狩る感じね。Dカトプレパスにはリフ壁を使わせないわよ」
サザネ「ちなみにDカーマインが終わったあたりでフィーバーが終了間近での、続きは翌日に回したのじゃよ」
クロノス「といっても深淵での300体討伐自体はフィーバー前に済ませるのだけれどね」
サザネ「じゃがこの深淵が厄介での、バクバク系は魔法防御が高くてタフじゃし遠くからでも反応してくる。アパリションはハウリングスクイーザーでこちらのMPSPを枯渇させるしこいつもまたかなりタフじゃ」
クロノス「他にもポイズンマーシュが地味に痛いアルセイドやデマイズやロウブナイトのリフレクションもデドマを反射されたら厄介だし。蝶やデスサイズが癒しだったわね」
サザネ「その上、区画ごとに区切られてるにもかかわらず湧き自体は全体じゃから一箇所で狩り続けるとその区画での湧きがなくなるという面倒な仕様じゃ。これを達成するのに1時間もかかったのじゃ……」
サザネ「といえどこれを過ぎたら残りはないも同然。フィーバーに入ったところでちゅうとりある箱のふえーると超ベジスティックを使って効果時間内に残りを一気に片付けたのじゃ」
<一仕事終わったのじゃ サザネ「結果、Lv100、Job45からLv105、Job50にまで育ったのじゃよ!」
クロノス「……これぐらいだと流石にエスカレーターとは言い難いわね。すっごい疲れたわ」
サザネ「じゃな。実際かなりの手間ゆえ実装当時はまだしも現時点でわざわざ進める者もそうそうおるまい。大半の者は開始直後に知りたがりの少女を終わらせてお終いじゃ」
サザネ「じゃが今回はソロ新規風ゆえな。しっかり終わらせてもよかろ?」
クロノス「私が戦わないんだったら大いに同意してたわね」
サザネ「その点についてはそろそろ諦めるのじゃ!」
クロノス「絶対にイヤよ!!」
~おまけ
サザネ「ちなみにプロローグ終了後、少々暇になったゆえカーマインやら無限回廊やらの開通をしておったのじゃがな」
<虹色じゃと!? サザネ「キングローパースタンプをゲットじゃ!」
クロノス「妙なところで運がいいわよね。でも売れるの?」
サザネ「そもそもゴーレム自体まだ持ってないのぅ。じゃが心配無用じゃ!ソロでアナザー習得までしたゆえ、支援なしの縛りなどはもう解除されてるのじゃ!!」
サザネ「つまり露店ゴーレム用アカウントに売りを任せれるのじゃ!!」
ミヤオ「え、ああ別にいいけど。でも売り上げがアンタのところに還元されることはないわよ?」
サザネ「なんと!?」
クロノス「なにそれ!横暴すぎない!?」
ミヤオ「いや、横暴といわれても他のサブアカも皆同じだし。ていうか他のサブアカと同じように余ったお金は私が管理するから適当なときに渡しなさいよね」
サザネ「……いきなり人生ハードモードなのじゃ。今まで1人で頑張ってきたのに酷い仕打ちなのじゃ」
クロノス「サザネとは別のベクトルで横暴ね」
ミヤオ「……一応必要なアイテムとかは渡してあげれるようになったっていうのに酷い言い様ね」