マスター、お呼びですか?
おう!
御魂の技術は貴重だ。
でも残念だが今の時代に、それを再現する事は出来ない。
そやねぇ
製造技術・・・せめてウチらの為の修理方法は、ちゃんとしときたいやんなぁ
一般にも技術を広めたいですよね。
それで、だ。
武器製造は無理としても、別のアプローチで御魂武器を増やせる可能性に気がついたんだ!!
さすがマスター!
奇抜な発想は当代随一ですわ!!
その可能性ですが、どうしたら良いのですか?
うん、その方法だけどな。
四人とも、俺の子供を産んでくれ!
・・・はぁ!?
いま、何て言いましたか?
だからぁ
俺の子を産めと言った。
御魂を増やす話が、なんで孕めって話になるんよ
子供を産めば、その子も御魂の能力を受け継ぐかもしれないだろ?
大いなる可能性だろ!?
・・・やりたいだけなんとちゃうか?
そんなはずないだろ!
御魂を増やせる、失敗しても俺の後継ができる、お前らは母の喜びを知る、ついでに製造過程で俺が楽しい。
一石四鳥だぞ!!
ミナヅキさん立会いの元で、もう一度言ってもらいましょう。
そうですわね。
製造過程が本来の目的かもしれませんし・・・
はぁ〜・・・
情けない・・・起死回生の策なのに・・・
いいさ。
俺は別にな。
こうして御魂は失われた技術になるのだろうよ。
残念だなぁ・・・あぁ、残念だ。
なんやの、エライうしろめたくなる言い方しよるなあ
待って下さい。
とにかくミナヅキさんに相談しましょう。
いかん!
ヤタガラスから救援要請がきた!
俺は行く!
逃げましたね。
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