エミル・クロニクル・オンラインSNS

バフォP「そんな……、何故貴方がここにいるの……」

バフォP「イザナミ！！」



イザナミ「……ならば逆に問いましょう。何故妾がこの場にいるのが可怪しいのかと」



シューター「いやだって空だぞ。面倒事だらけで関わってもろくなことにならない……」

スペクター「ていうかイザちゃんのキャラじゃないよね～」

アベンジャー「はい、イザさんを誘うとなればいざ、並大抵のことではできないかと。……無理やりなので10点です」

バフォP「今回の戦いはあくまでも空ちゃんとまおー様のどちらが真に魔王の名にふさわしいか決める戦いよ？ミヤオちゃんは全然関係ないのにどうして……」

ブリキン「つまり貴方も最強の座を狙ってるのね！？」

ルチフェロ「それは多分ないとおもう。……でもそうなると別の目的があるのかしら？」

イザナミ「ええ、確かに妾にとって魔王だの最強だのは取るに足らない些事。そしてそこの魔王娘の言うとおり、妾の目的はあくまでも別」

空「おーい、私も魔王娘だぞー！」

イザナミ「黙りなさい空猫娘。妾はあくまでも真剣勝負の場において、合法的にそこの雌悪魔を排除できるからこの場にいるのです」

バフォP「私を！？」

空「そのとーり！ぶっちゃけバフォPがそっちについたと知ったときはチョー焦ったけど一瞬でこの秘策を思いつくアタシの悪の脳細胞が我ながら恐ろしい！！」

バフォP「……これはやばいわね」

ルチフェロ「イザナミはそんなにもすごいの？」

空「そりゃもうすごいぞ！ただでさえ強いのに駄文補正マシマシでマジヤバイだ！！」

シューター「そしてベイヤールもベイヤールで厄介だからな……。正直数の有利がだいぶなくなってきたぞ」

アベンジャー「ですがここまで来たらやるしかないんじゃあです」

スペクター「アベちゃんのいうとおりだにゃあ」

ブリキン「ふふ、この最強の私に任せないさい！」

空「じゃあルールの最終確認！シンプルにギブアップ宣言した魔王の負け！ソレ以外は何でもありだ！！」

ルチフェロ「つまり魔王だけを集中狙いしてもいいわけね。わかったわ」

空「よ～し、それじゃあ戦闘……」

ルチフェロ「……かいし」


～


スペクター「よ～し頑張っちゃうｚ……」

イザナミ「伊邪那美式抜刀術千斬り」

スペクター「ふにゃ～！？」

アベンジャー「あ、スペさんがいきなり！？」

イザナミ「小娘ども、先に宣告しておきましょう。命が惜しくばこの場をさりなさい。まぁそこの雌悪魔は見逃すつもりはありませんが」

シューター「そういわれてハイそうですかと答えるやつがいるか！」

イザナミ「ならば貴方達も皆まとめて叩き伏せ、ゴーレム露店でお買い得価格で並べた後、売上金を妾と主様の結婚費用の足しにして差し上げましょう」

アベンジャー「そうなるつもりはないんじゃあです。スケさん、私が抑えますから支援をお願いします」

シューター「ああわかった、まずは距離を離しｔ……」

シューター「うわっ！？」

スペクター「あ～！シューちゃんが穴に落ちてる！？」

アベンジャー「おっと、知らないうちに落とし穴が！？個人的に80点で」

バフォP「違うわ！それは落とし穴じゃなくて次元断層よ！！完全に落ちたらそれこそ無事ではすまないわ！！」

シューター「んな！？おい、誰か引き上げてくれ！！」

スペクター「シューちゃん頑張って！今引っ張るから！！」

イザナミ「先程宣告したはずです。命が惜しくば立ち去れと」

ブリキン「ふっ、甘いわね。そんなことしなくても貴方を倒してしまえばそれで終わりよ！！」

ルチフェロ「うん、貴方のその太刀筋、終わらせてあげる」

アベンジャー「三方同時なら散歩感覚とはいかないはずです。25点」

ブリキン「ブリキンパンチ！！」

ベイヤール「キタキタキタ～！！」

ルチフェロ「終幕の剣！」

ベイヤール「なにこれ新鮮な感覚！！」

アベンジャー「アベンジします！！」

ベイヤール「ありがとうございますありがとうございます！！」

3人「「「……なっ！？」」」

ベイヤール「もう、さっきからずっと焦らしすぎよ！あまりにも焦らしてるから思わず私から飛びついちゃった！！でもまだまだ足りないわもっともっともっとズガゴバドカーンでメキャバリグシャアなかんじでお願いプリーズ！！」

ルチフェロ「まさか三方向同時攻撃を同時に受け止めるだなんて」

ブリキン「さすがは人気者ね……」

アベンジャー「もはや言葉も出ないんじゃあです」

イザナミ「邪魔です退きなさい」

ブリキン「ぐはぁ！」

アベンジャー「くっ！」

ルチフェロ「……つよい」

バフォP「皆！大丈夫！？」

イザナミ「他の心配をしている余裕があるのですか雌悪魔？」

バフォP「……それもそうね」

イザナミ「では覚悟なさい。今日が貴方の命日です」

バフォP（……私だけなら半日近くは持ちこたえることはできるけど、イザナミの攻撃の余波とそれに伴い発生する次元断層で他の子達が危険だわ）

バフォP「……まいったわね」


～


空「あ～ハッハッハッハ！どうだ参ったか魔王・ルチフェロ！！」

ルチフェロ「むぅ、厳しい」

空「イザナミが暴れるだけでそっちは一気に大ピンチ。だがしかし貴様の配下を助ける方法は一つだけあ～る！それはお前が大人しく負けを認める事だ！！」

シューター「ふざけるな！お前を倒してしまえばそれでこっちの勝ちで終わりだ！！」

シューター「五月雨撃ち！！」

ベイヤール「矢を飛ばすなら私に飛ばしなさいよ！アヒンアヒンアヒン！！」

シューター「くそっ！矢の雨全部を受け止めるとかありか！？」

バフォP「しかも今彼女次元断層から飛び出してきたわ……。もはや何でもありね」

空「は～ハッハッハッハ、無駄無駄！どんな攻撃もベイヤールが受け止めるからアタシには届かな～い！！」

空「どうだ参ったか！参ったなら大人しく降参するがいい！！」

ルチフェロ「……そうね。それがいいのかも」

ブリキン「ちょっと待ちなさい！何諦めてるのよ！！」

スペクター「そうだよ～！わたしたちまだまだ頑張れるよ！！」

ルチフェロ「でもこのままだと皆が危険よ。それに配下を無駄に切り捨てるようなのはわたしの魔王じゃないわ」

アベンジャー「ですが！」

ルチフェロ「魔王・空、貴方の狡猾な策略は見事だったわ。わたしの……」



バフォP「ちょっとまってルチフェロちゃん」


ルチフェロ「え……？」

空「おいこらバフォP！せっかくアタシの勝利が決まるとこだったのに何邪魔してくれてんのさ！！」

バフォP「ルチフェロちゃん、貴方がその言葉を言うのはまだ早いわ」

ルチフェロ「どういうこと？それとルチフェロちゃんだと威厳が足りないからやめてって」

バフォP「ええ、そのことだけど」

バフォP「私、魔王軍を辞めさせてもらうわ」

つづく